トライアンフ、史上最強スペックの新型スピードトリプルRSを発表。2018年春以降に発売予定
トライアンフモーターサイクルズジャパンは2月7日、新型Speed Triple RS(スピードトリプルRS)を発表した。日本での発売は2018年春以降を予定している。
スピードトリプルは1994年デビューのパフォーマンスネイキッド。今回新たに登場するスピードトリプルRSはスピードトリプルの最上位モデルだ。
そのスピードトリプルRSが搭載するのは、105個もの新パーツが採用された水冷並列3気筒DOHC12バルブの1050ccエンジン。エンジンの大幅な刷新と最先端技術が採用されたことで、パフォーマンスの強化と軽量化を実現した。
最高出力は前モデルよりも7%向上して150馬力に、最大トルクは4%向上の117Nmとなり、Triumph(トライアンフ)の3気筒エンジンらしい鋭いスロットルレスポンスといった特性が強化されている。改良を施したことでエンジンの回転数が速くなり、従来よりも長時間にわたる高回転が可能となったため、レッドゾーンを1000回転上回ることになったのだという。
そのエンジンが奏でるエキゾーストサウンドは新設計サイレンサーによりさらに秀逸なものに。スピードトリプルRSにはArrow(アロー)製スポーツサイレンサーが標準装備された。
ハンドリングは軽量化により向上し、ライダーとバイクが一体となる走りがスピードトリプルRSの持ち味となった。フロントブレーキにはツインディスクとBrembo(ブレンボ)製4ピストン2パッドM4.34ラジアルモノブロックキャリパー、フルアジャスタブルサスペンションを採用するなどの足回りのハイスペックさは従来どおりだ。
メーターはデジタルで、新設計の5インチフルカラーTFTディスプレイ。ライディングモードは最大5種類から選べるようになっており、長距離走行に最適なクルーズコントロールを搭載するほか、コーナリングABSとコーナリングトラクションコントロールなどのテクノロジーが採用された。
カラーリングはクリスタルホワイトとマットジェットブラックの2色。日本での発売は上述のとおり、2018年春以降。メーカー希望小売価格は未定だ。
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