ラトバラ、トヨタWRC代表就任後初のラリー参戦『セリカGT-FOUR』駆り見事優勝
TOYOTA GAZOO Racing WRCのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラが2月13日、フィンランドで行われたメシカメン・ラリーに参戦し、ユホ・ハンニネンとのコンビで総合優勝を飾った。
今季からトミ・マキネンの後任としてWRC世界ラリー選手権に参戦しているトヨタチームの代表に就任したラトバラ。元トヨタワークスドライバーである彼は先週土曜日、母国フィンランドのヒストリックラリーイベントで、代表就任後初めてラリーカーのステアリングを握った。
トヨタのテストドライバーを務める元僚友ユホ・ハンニネンをコドライバーに迎えたラトバラは、自身が所有するトヨタ・セリカGT-FOURでラリーに臨むと、全4本のSSすべてで最速タイムをマーク。約53kmからなるステージで後続に1分59秒の大差をつけて優勝を飾り、ドライビングスキルが鈍っていないことを証明してみせた。
「Perfect day!(完璧な1日!)」と、SNSを通じて勝利の喜びを語ったラトバラ。
「本当に素晴らしいウインターコンディションに恵まれ、ドライブするのがとても楽しかった。僕はこれが本当に恋しかったんだ」
メシカメン・ラリーにはラトバラの父、ヤリ・ラトバラも別のセリカGT-FOURで参戦していた。2004年以来初めての直接対決となった今戦、彼は優勝した息子から約4分遅れでフィニッシュし総合11位/クラス2位となっている。
母国のスノーラリーを制したラトバラは今月26〜28日に行われるWRC初の北極圏ラリー、第2戦アークティックで、トヨタのドライバーが自身の勝利に続くことを願っている。
開幕戦モンテカルロで、セバスチャン・オジエとエルフィン・エバンスによるワン・ツー・フィニッシュを飾り選手権をリードするTOYOTA GAZOO Racing WRTは第2戦もオジエ、エバンス、カッレ・ロバンペラ、そして勝田貴元を加えた4台体制でさらなる成功を目指す。
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