MotoGP：タイテスト2日目はレプソル・ホンダがワン・ツー。中上は2日連続でルーキー勢トップ

　タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでMotoGPのオフィシャルテストは2日目のテストを終え、マルク・マルケス（ホンダ）がトップとなった。

　2日目もドライコンディションで行なわれ、現地時間午前9時30分より各ライダーがコースインを開始。セッション序盤の10時23分にはマルケスが初日トップのカル・クラッチロー（ホンダ）のタイム（1分30秒797）を更新する1分30秒376を記録した。

　マルケスはさらに2回ファステストを更新し、10時29分に1分30秒292を記録して午前中のセッションをリードする。

　その後、13時27分にダニ・ペドロサ（ホンダ）が1分30秒127とファステストを更新。ランチブレイクをはさみ、ペドロサがセッション終盤までトップをキープする。

　しかし、セッション終盤の残り20分を切ったところで、マルケスが1分29秒969をたたき出し、2日目をトップで終了した。マルケスは2日目最多のトータル97周を回り、91周目にファステストを記録した。

　2番手にペドロサが続き、レプソル・ホンダがワン・ツーで2日目を終えた。ペドロサはトータル71周を記録、39周目に記録した1分30秒127がベストで、セッション終盤にアタックは行なわなかった。

　3番手に69周を回ったジャック・ミラー（ドゥカティ）が64周目に記録した1分30秒185で続いた。ジャックは17時すぎに自己ベストを更新し、一旦2番手まで浮上したが、その後、マルケスがファステストを更新し、3番手で二日目を終えた。

　4番手にトータル90周を回ったマーベリック・ビニャーレス（ヤマハ）が84周目に記録した1分30秒274で続き、トータル60周を回ったヨハン・ザルコ（ヤマハ）が53周目に記録した1分30秒360で5番手となった。

　ダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）は残り30分まで3番手につけていたが、終盤にアタックを行なわず、75周を回って、31周目に記録した1分30秒367で6番手。

　7番手に1分30秒446でアレックス・リンス（スズキ）が続いた。リンスは午前中に転倒を喫したものの、ケガはなく、トータル56周を回り、残り15分となった55周目に自己ベストを記録した。

　初日トップのカル・クラッチロー（ホンダ）はトータル85周を回り、75周目に記録した1分30秒490で8番手。9番手に78周を回り、午前中の26周目に自己ベストの1分30秒494を記録したアンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）が続き、新型フェアリングのテストなどにトライしていたホルヘ・ロレンソ（ドゥカティ）は57周を回り、1分30秒729で10番手に。

　バレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）はトータル65周を回り、22周目に記録した1分30秒888で14番手。

　中上貴晶（ホンダ）はトータル83周を回り、残り20分を切った78周目に1分30秒901を記録、トップとはコンマ0932秒差で、2日連続ルーキートップとなる15番手につけた。

　以下、MotoGPタイオフィシャルテスト2日目のタイム結果。

■MotoGPブリーラムオフィシャルテスト2日目タイム結果