ヤマハ、2026年末までMotoGP参戦契約を延長。VR46のサテライトチーム参入の可能性も示唆
2月15日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているヤマハは、ドルナスポーツと2022年から2026年までの5年間、MotoGPクラスに継続参戦することに関して契約を締結したと発表した。
現在、MotoGPに参戦しているメーカーやチームは、2021年まで最高峰クラスへの参戦に関する契約を締結しており、メーカーでは新たにKTM、ドゥカティ、ホンダの3社、そのほかIRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)とインディペンデントチームが5年契約に合意した。
そして、ヤマハ発動機株式会社は2月15日、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの2021年シーズンの参戦体制発表を実施。その後、ドルナスポーツと最高峰クラスの参戦に関しての契約を5年間延長したことをヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービスが明かした。
ヤマハは1961年からロードレース世界選手権に参戦しており、1999年からはヤマハ・ファクトリー・レーシングとしてワークス体制で500ccクラスを戦ってきた。そして、2021年はマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロを擁し、サテライトチームのペトロナス・ヤマハSRTから参戦するバレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリとともにMotoGPでしのぎを削る。
ヤマハとしてはロードレース世界選手権で、これまでに511度の勝利を収めており、38度のライダータイトル、37度のマニュファクチャラータイトル、5度の3冠を達成している。
これまで4メーカーが契約延長を発表しており、残りはスズキ、アプリリアとなるが、2メーカーのライダーたちは2022年以降を含む複数年の参戦契約を結んでいるため、MotoGPから撤退するメーカーは出ないはずだ。
また、リン・ジャービスは、2022年以降のヤマハのサテライトチームに関して4月から交渉を行うといい、ペトロナスに加え、VR46がMotoGPに参入する場合は交渉する可能性があると示唆した。
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