イタリアのイモラ・サーキットがF1中国GPの代替レース開催に名乗り。暫定申請書を提出
オランダのウェブサイト『RacingNews365』によると、かつてF1サンマリノGPを開催していたイモラ・サーキットのマネージングディレクターが、F1中国GPの延期が決まったあとすぐにリバティ・メディアに接触したという。イモラは、中国GPの代替開催地となるべく、暫定的な申請書を提出したということだ。
当初4月17〜19日に上海での開催が予定されていた中国GPは、コロナウイルスの大流行によって延期となった。FIAは声明を発表し「FIAとF1は、チーム、レースプロモーター、CAMF、地元当局と緊密に連携し、今後も状況を監視していく。状況が改善した場合に、中国GPを今年のうちに代替日程において実行する可能性について、すべての関係者が適切な時間をかけて検討する」と述べている。
イモラは、FIAのグレード1ライセンスを保有するサーキットで、正式名称をアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリという。サーキット代表のロベルト・マラッツィは、代替開催の可能性が低いことを認めてはいるものの、リバティとFIAが同コースで4月にF1開催を検討することを望んでいる。
Racingnews365は、マラッツィが次のようにと語ったと伝えている。
「我々はFIAとF1運営組織に、中国GPの代替地となるための申請書を提出した」
「まだこの件に関する回答を受け取っていない。あらゆることを決着させるのは難しいことになるだろうと予想している」
マラッツィは「難しい」と語ったが、財政面の要求が膨大なものとなることは言うまでもなく、またロジスティクスの調整が必要なこのようなグランプリを60日に満たない日数で準備する仕事を表すのに、「難しい」は控えめな言い方だ。おそらく「不可能」がより適切な表現だろう。
最後にサンマリノGPがイモラで開催されたのは2006年のことだ。14年前にフェラーリのミハエル・シューマッハーが優勝したグランプリだが、ここでF1が再度開催される可能性は低いだろう。
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