PSG、終了間際のPKで今季2敗目を回避…絶好調レンヌの連勝は「6」でストップ
サッカーキング2024年2月26日(月)3時24分
PKを成功させたゴンサロ・ラモス [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン第23節が25日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はホームにレンヌを迎えた。
今季もリーグ・アンで首位を独走するPSGは、ここまで16勝5分わずか1敗の成績で勝ち点「53」を積み上げ、前節終了時点で2位のスタッド・ブレストに勝ち点差「7」をつけている。チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16のファーストレグでレアル・ソシエダを2-0で下しており、準々決勝進出へ一歩前進した。リーグ・アン4連勝を目指す今節はレンヌと激突。今季、レンヌはヨーロッパリーグに参戦していたものの、決勝トーナメントプレーオフでミランに2戦合計3-5で敗れ、欧州の戦いからは去ることが決まった。それでも、リーグ・アンでは6連勝中と波に乗っており、“絶対王者”の本拠地『パルク・デ・プランス』に乗り込んだ。
キリアン・エンバペ、イ・ガンイン、ウスマン・デンベレらがPSGのスターティングメンバーに並んだ一戦は、ホームチームが主導権を握って攻め込む時間が続いたものの、33分にレンヌが一瞬の隙を突く。敵陣中央で前を向いたアミーヌ・グイリがヴィティーニャの前に入ると、スピードを上げたドリブルでダニーロ・ペレイラを置き去りに。ボックス内に侵入して右足アウトサイドでゴールネットを揺らし、レンヌが敵地で先手を取った。
その後はレンヌが試合の主導権を手繰り寄せ、1点をリードして前半を終えた。PSGとしては1点を追いかける形で後半に入ると、個人の力で徐々に打開する場面を見せる。58分、ドリブルでボックス右へ持ち運んだデンベレが左足を振り抜いたが、カーブのかかった一撃はGKスティーヴ・マンダンダがビッグセーブ。63分にはボックス手前でデンベレからの折り返しを受けたエンバペがダイレクトで右足を振ったが、強烈なシュートはわずかに枠を外れた。
怒涛の攻撃を続けるPSGはその後もフィニッシュまで持ち込むシーンを作りながら、GKマンダンダが守るゴールをこじ開けることはできない。84分には左サイドでヴィティーニャからのスルーパスを受けたランダル・コロ・ムアニが強引にドリブルで仕掛けると、グエラ・ドゥエにブロックされたものの、セカンドボールに反応したゴンサロ・ラモスがドゥエに倒され、PSGにPKが与えられる。しかし、ここはOFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。ドゥエの足はG・ラモスに引っ掛かっていないとみなされ、PKは取り消しとなった。
このまま後半アディショナルタイムに突入したものの、規定の5分間に近付いた頃、PSGに正真正銘のビッグチャンスが到来。アクラフ・ハミミとのワンツーでうまくボールを持ち運んだヴィティーニャがスルーパスを送ると、G・ラモスがGKマンダンダに倒される。主審はファウルを取らずにコーナーキックを指示したものの、再びVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。OFRの末、今度はPKが認められる形となった。キッカーを務めるのはPKをもらった張本人のG・ラモス。GKマンダンダの逆を突く一撃をゴール左に突き刺し、土壇場で試合を振り出しに戻した。
試合はこのままタイムアップ。パリ・サンジェルマンは“ラストプレー”で今季2敗目を免れることとなった。一方、好調をキープしていたレンヌの連勝は「6」でストップしている。
次節、PSGは3月1日に敵地で南野拓実が所属するモナコと、レンヌは3日にホームでロリアンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1-1 レンヌ
【得点者】
0-1 33分 アミーヌ・グイリ(レンヌ)
1-1 90+7分 ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン)
【ハイライト動画】PSGが終盤に意地の同点PK!
今季もリーグ・アンで首位を独走するPSGは、ここまで16勝5分わずか1敗の成績で勝ち点「53」を積み上げ、前節終了時点で2位のスタッド・ブレストに勝ち点差「7」をつけている。チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16のファーストレグでレアル・ソシエダを2-0で下しており、準々決勝進出へ一歩前進した。リーグ・アン4連勝を目指す今節はレンヌと激突。今季、レンヌはヨーロッパリーグに参戦していたものの、決勝トーナメントプレーオフでミランに2戦合計3-5で敗れ、欧州の戦いからは去ることが決まった。それでも、リーグ・アンでは6連勝中と波に乗っており、“絶対王者”の本拠地『パルク・デ・プランス』に乗り込んだ。
キリアン・エンバペ、イ・ガンイン、ウスマン・デンベレらがPSGのスターティングメンバーに並んだ一戦は、ホームチームが主導権を握って攻め込む時間が続いたものの、33分にレンヌが一瞬の隙を突く。敵陣中央で前を向いたアミーヌ・グイリがヴィティーニャの前に入ると、スピードを上げたドリブルでダニーロ・ペレイラを置き去りに。ボックス内に侵入して右足アウトサイドでゴールネットを揺らし、レンヌが敵地で先手を取った。
その後はレンヌが試合の主導権を手繰り寄せ、1点をリードして前半を終えた。PSGとしては1点を追いかける形で後半に入ると、個人の力で徐々に打開する場面を見せる。58分、ドリブルでボックス右へ持ち運んだデンベレが左足を振り抜いたが、カーブのかかった一撃はGKスティーヴ・マンダンダがビッグセーブ。63分にはボックス手前でデンベレからの折り返しを受けたエンバペがダイレクトで右足を振ったが、強烈なシュートはわずかに枠を外れた。
怒涛の攻撃を続けるPSGはその後もフィニッシュまで持ち込むシーンを作りながら、GKマンダンダが守るゴールをこじ開けることはできない。84分には左サイドでヴィティーニャからのスルーパスを受けたランダル・コロ・ムアニが強引にドリブルで仕掛けると、グエラ・ドゥエにブロックされたものの、セカンドボールに反応したゴンサロ・ラモスがドゥエに倒され、PSGにPKが与えられる。しかし、ここはOFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。ドゥエの足はG・ラモスに引っ掛かっていないとみなされ、PKは取り消しとなった。
このまま後半アディショナルタイムに突入したものの、規定の5分間に近付いた頃、PSGに正真正銘のビッグチャンスが到来。アクラフ・ハミミとのワンツーでうまくボールを持ち運んだヴィティーニャがスルーパスを送ると、G・ラモスがGKマンダンダに倒される。主審はファウルを取らずにコーナーキックを指示したものの、再びVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。OFRの末、今度はPKが認められる形となった。キッカーを務めるのはPKをもらった張本人のG・ラモス。GKマンダンダの逆を突く一撃をゴール左に突き刺し、土壇場で試合を振り出しに戻した。
試合はこのままタイムアップ。パリ・サンジェルマンは“ラストプレー”で今季2敗目を免れることとなった。一方、好調をキープしていたレンヌの連勝は「6」でストップしている。
次節、PSGは3月1日に敵地で南野拓実が所属するモナコと、レンヌは3日にホームでロリアンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1-1 レンヌ
【得点者】
0-1 33分 アミーヌ・グイリ(レンヌ)
1-1 90+7分 ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン)
【ハイライト動画】PSGが終盤に意地の同点PK!
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