トッテナム、スキップ&ケイン弾で“ダービー”を制す…チェルシーは泥沼の公式戦3連敗
サッカーキング2023年2月27日(月)0時30分
先制点となるミドルシュートを叩き込んだスキップ [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第25節が26日に行われ、トッテナムとチェルシーが対戦した。
19日に開催された前節のウェストハム戦を2-0で制し、チャンピオンズリーグ(CL)も含めると公式戦3試合ぶりの白星を飾ったトッテナム。2連勝を目指す今節は、本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』にチェルシーを迎える。今季のチェルシーは低迷が続いており、現在は10位につけている。2023年に入ってからは公式戦10試合を消化したが、勝利したのは1月15日に開催されたプレミアリーグ第20節のクリスタル・パレス戦のみ。冬の移籍市場で大型補強を敢行しながらも中々波に乗り切れず、CLも含めた公式戦2連敗という状況で“ロンドン・ダービー”を迎えた。
トッテナムは前節と同じスターティングメンバー11名を送り出した。クリスティアン・ロメロ、リチャーリソン、ハリー・ケインらが先発に名を連ねている。一方、チェルシーは前節から6名を入れ替え。リース・ジェームズ、チアゴ・シウヴァ、ラヒーム・スターリングらがスタメンに復帰した。
試合は序盤からチェルシーが多くのシュートシーンを作り出し、12分にツィエク、18分にジョアン・フェリックスがフィニッシュまで持ち込んだ。19分にはアクシデント。14分にケインの突破を止めようとしたチアゴ・シウヴァが左ひざを痛め、一度はピッチに戻ったものの、最終的にはピッチ内に倒れ込んでしまった。ウェズレイ・フォファナとの交代でピッチを後にしている。
対するトッテナムは27分、敵陣に押し込む中でペナルティエリア手前でボールを受けたリチャーリソンがオリヴァー・スキップとのワンツーで中央のスペースに侵入。ダイレクトで横へ繋ぐと、ピエール・エミール・ホイビュルクがワントラップから右足を振り抜いた。このシュートは右ポストに嫌われている。
44分にはチェルシーにビッグチャンスが到来。ツィエクのサイドチェンジから左サイド開いた位置でボールを受けたスターリングが、カットインから右足でシュート。枠を捉えた強烈な一撃はトッテナムのGKフレイザー・フォースターに阻まれている。前半終了間際には両チーム入り乱れるシーンで、エメルソン・ロイヤルを小突いたツィエクにレッドカードが提示された。しかし、オンフィールドレビューを経て判定はイエローカードに変更。前半はこのまま終了した。
後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。46分、左サイドへのロングフィードを競り勝ったベン・デイヴィスが頭で繋ぎ、ボールはリチャーリソンの元へ。中央のデヤン・クルゼフスキを経由し、ペナルティエリア右へ走り込んだエメルソンがフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはチェルシーのGKケパ・アリサバラガに阻まれた。こぼれ球に反応したエンソ・フェルナンデスがクリアするも、このボールをスキップが回収。ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを突き刺し、トッテナムが先手を取った。
その後は同点に追い付きたいチェルシーがシュートシーンを作ったものの、どれも決定的な一撃とはならない。するとトッテナムは終盤に差し掛かった82分に右コーナーキックを獲得。途中出場のソン・フンミンが右足で放り込むと、中央でエリック・ダイアーがコースを変える。最後はファーサイドでフリーになっていたケインが押し込んだ。エースの一撃でトッテナムが勝利を大きく手繰り寄せる追加点を記録した。
失点直後、チェルシーはミハイロ・ムドリクとピエール・エメリク・オーバメヤンを投入。攻撃的な選手をピッチに送り出して反撃を試みたものの、最後まで得点を挙げられず、試合はこのままタイムアップを迎えた。これでトッテナムは今季チェルシーとの“ロンドン・ダービー”で1勝1分に。プレミアリーグでは2連勝を飾った。一方、チェルシーは泥沼の公式戦3連敗となっている。
この後、トッテナムはミッドウィークにFAカップ5回戦のシェフィールド・U戦を戦い、4日には次節のプレミアリーグでウルヴァーハンプトンとのアウェイ戦が控えている。一方、チェルシーは次節のプレミアリーグで3月4日にリーズをホームに迎える予定だ。
【スコア】
トッテナム 2-0 チェルシー
【得点者】
1-0 46分 オリヴァー・スキップ(トッテナム)
2-0 82分 ハリー・ケイン(トッテナム)
【スターティングメンバー】
トッテナム(3-4-2-1)
GK:フォースター
DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ
MF:エメルソン、スキップ、ホイビュルク、B・デイヴィス;クルゼフスキ(79分 ソン)、リチャーリソン(89分 ポロ)
FW:ケイン
チェルシー(4-2-3-1)
GK:ケパ
DF:R・ジェームズ、T・シウヴァ(19分 フォファナ)、クリバリ、チルウェル
MF:E・フェルナンデス、ロフタス・チーク(62分 ザカリア);ツィエク(62分 マウント)、J・フェリックス(83分 オーバメヤン)、スターリング(83分 ムドリク)
FW:ハフェルツ
19日に開催された前節のウェストハム戦を2-0で制し、チャンピオンズリーグ(CL)も含めると公式戦3試合ぶりの白星を飾ったトッテナム。2連勝を目指す今節は、本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』にチェルシーを迎える。今季のチェルシーは低迷が続いており、現在は10位につけている。2023年に入ってからは公式戦10試合を消化したが、勝利したのは1月15日に開催されたプレミアリーグ第20節のクリスタル・パレス戦のみ。冬の移籍市場で大型補強を敢行しながらも中々波に乗り切れず、CLも含めた公式戦2連敗という状況で“ロンドン・ダービー”を迎えた。
トッテナムは前節と同じスターティングメンバー11名を送り出した。クリスティアン・ロメロ、リチャーリソン、ハリー・ケインらが先発に名を連ねている。一方、チェルシーは前節から6名を入れ替え。リース・ジェームズ、チアゴ・シウヴァ、ラヒーム・スターリングらがスタメンに復帰した。
試合は序盤からチェルシーが多くのシュートシーンを作り出し、12分にツィエク、18分にジョアン・フェリックスがフィニッシュまで持ち込んだ。19分にはアクシデント。14分にケインの突破を止めようとしたチアゴ・シウヴァが左ひざを痛め、一度はピッチに戻ったものの、最終的にはピッチ内に倒れ込んでしまった。ウェズレイ・フォファナとの交代でピッチを後にしている。
対するトッテナムは27分、敵陣に押し込む中でペナルティエリア手前でボールを受けたリチャーリソンがオリヴァー・スキップとのワンツーで中央のスペースに侵入。ダイレクトで横へ繋ぐと、ピエール・エミール・ホイビュルクがワントラップから右足を振り抜いた。このシュートは右ポストに嫌われている。
44分にはチェルシーにビッグチャンスが到来。ツィエクのサイドチェンジから左サイド開いた位置でボールを受けたスターリングが、カットインから右足でシュート。枠を捉えた強烈な一撃はトッテナムのGKフレイザー・フォースターに阻まれている。前半終了間際には両チーム入り乱れるシーンで、エメルソン・ロイヤルを小突いたツィエクにレッドカードが提示された。しかし、オンフィールドレビューを経て判定はイエローカードに変更。前半はこのまま終了した。
後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。46分、左サイドへのロングフィードを競り勝ったベン・デイヴィスが頭で繋ぎ、ボールはリチャーリソンの元へ。中央のデヤン・クルゼフスキを経由し、ペナルティエリア右へ走り込んだエメルソンがフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはチェルシーのGKケパ・アリサバラガに阻まれた。こぼれ球に反応したエンソ・フェルナンデスがクリアするも、このボールをスキップが回収。ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを突き刺し、トッテナムが先手を取った。
その後は同点に追い付きたいチェルシーがシュートシーンを作ったものの、どれも決定的な一撃とはならない。するとトッテナムは終盤に差し掛かった82分に右コーナーキックを獲得。途中出場のソン・フンミンが右足で放り込むと、中央でエリック・ダイアーがコースを変える。最後はファーサイドでフリーになっていたケインが押し込んだ。エースの一撃でトッテナムが勝利を大きく手繰り寄せる追加点を記録した。
失点直後、チェルシーはミハイロ・ムドリクとピエール・エメリク・オーバメヤンを投入。攻撃的な選手をピッチに送り出して反撃を試みたものの、最後まで得点を挙げられず、試合はこのままタイムアップを迎えた。これでトッテナムは今季チェルシーとの“ロンドン・ダービー”で1勝1分に。プレミアリーグでは2連勝を飾った。一方、チェルシーは泥沼の公式戦3連敗となっている。
この後、トッテナムはミッドウィークにFAカップ5回戦のシェフィールド・U戦を戦い、4日には次節のプレミアリーグでウルヴァーハンプトンとのアウェイ戦が控えている。一方、チェルシーは次節のプレミアリーグで3月4日にリーズをホームに迎える予定だ。
【スコア】
トッテナム 2-0 チェルシー
【得点者】
1-0 46分 オリヴァー・スキップ(トッテナム)
2-0 82分 ハリー・ケイン(トッテナム)
【スターティングメンバー】
トッテナム(3-4-2-1)
GK:フォースター
DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ
MF:エメルソン、スキップ、ホイビュルク、B・デイヴィス;クルゼフスキ(79分 ソン)、リチャーリソン(89分 ポロ)
FW:ケイン
チェルシー(4-2-3-1)
GK:ケパ
DF:R・ジェームズ、T・シウヴァ(19分 フォファナ)、クリバリ、チルウェル
MF:E・フェルナンデス、ロフタス・チーク(62分 ザカリア);ツィエク(62分 マウント)、J・フェリックス(83分 オーバメヤン)、スターリング(83分 ムドリク)
FW:ハフェルツ
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