メルセデス、第2回F1プレシーズンテスト2日目はグレーニングの問題がレースシミュレーションの妨げに
メルセデスF1のテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンによると、27日にバルセロナで行なわれたチームのレースシミュレーションでタイヤのグレーニングの問題が明らかになり、2019年にチームはこの問題に取り組まなければならないだろうと語った。
第2回目プレシーズンテスト2日目、メルセデスは午前中のバルテリ・ボッタスの走行から午後のルイス・ハミルトンのプログラムにわたって、合計176周の走行を重ねた。
メルセデスは今も新車『W10』の微調整を行なっており、最新の仕様は25日に導入された。
ハミルトンのプログラムにはレースシミュレーションが含まれていた。シミュレーション中、メルセデスの2019年型マシンは即座にペースを出すという点では予想を上回るパフォーマンスを見せたものの、先週レッドブルも経験したグレーニングの問題に悩まされた。
「午前中はバルテリとセットアップ作業を行ない、午後の早い時間もルイスとその作業を続け、ふたりのドライバーとともに良い結果を引き出すことができた」とアリソンは述べている。
「午後のレース走行は前回行なったレースシミュレーションよりも大幅に速かったが、フロントタイヤのグレーニングによって台無しになった。ピットレーン上のあらゆるものを調べているが、これは今年取り組むべき問題になるだろうと考えている」
「今後数日のうちに、グレーニング対策を進める必要がある。レースシーズンが始まるまでに、良い対処の仕方を見つけるためだ」
ハミルトンもまた、チームの対応が必要な、いくつかの初期的段階の問題があることを認めている。
「今日は多くの周回を走行できて良かった。でもいくつかの小さなハードルにぶつかっている。そうした問題に全力で取り組み、できる限り力を注いで原因を理解しようとしている。それがまさにテストの目的だからね」と現F1世界チャンピオンのハミルトンは語った。
「誰もが全力で仕事をしているから、解決できると思っている。取り組まなければいけない物事に光を当てるためにも、こうした日々が必要なんだ」
「メルセデス」をもっと詳しく
「メルセデス」のニュース
-
[ロッテ]佐々木、メルセデスが子供たちと触れ合い—「マリーンズ・キッズボールパーク」4月28日14時2分
-
ロッテ、7連敗...吉井監督、復帰の安田に期待「彼が頑張ってくれないとチームもよみがえらない」4月27日18時43分
-
【ロッテ】メルセデスは6回無失点の好投で防御率0・78に…7連敗阻止へ、チームは7試合ぶりの先制4月27日16時23分
-
ロッテ・メルセデス—楽天・内星龍…スタメン発表4月27日13時21分
-
F1オーストラリアGPのスチュワードを務めたハーバート、アロンソへのペナルティをめぐり「殺害予告を受けた」と明かす4月27日6時50分
-
ロッテ・メルセデス「チームの連敗止める」 27日の楽天戦に先発4月26日15時39分
-
訂正-メルセデス、中国パートナーとの提携に投資継続 「戦略上重要」4月25日16時23分
-
フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメルセデスF1に対し、レッドブル代表は不満「チームのことに時間を費やすべき」4月25日11時55分
-
メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得を計画か。マネージメント陣との交渉を示唆4月25日11時45分
-
2024年F1第5戦中国GP決勝トップ10ドライバーコメント(1)4月23日11時30分