3日には国王杯決勝を懸けた大一番! バルセロナとセビージャの両クラブでプレーした7選手
サッカーキング2021年3月3日(水)17時47分
両クラブに在籍した7選手 [写真]=Getty Images
欧州サッカーはシーズンの佳境に突入し、カップ戦も大詰めを迎えている。3日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝セカンドレグでは、バルセロナとセビージャが対戦。敵地でのファーストレグを0-2で落としたバルセロナにとっては、ホームでの大逆転を狙う大一番だ。
今回のゲームでは、特別な思いを胸にピッチに立つ選手も少なくない。バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレ、そしてセビージャのクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチやスペイン人FWムニル・エル・アダディらにとっては古巣対戦となるからだ。
ファイナルへの切符を掴むのは、果たしてどちらになるのか。ここではバルセロナとセビージャの両クラブでプレーした7選手を紹介しよう。
■ディエゴ・マラドーナ
バルセロナ在籍:1982年7月~1984年6月
セビージャ在籍:1992年9月~1993年9月
アルゼンチンのレジェンドが欧州でプレーした3クラブは、バルセロナ、ナポリ、そしてセビージャ。1982 FIFAワールドカップ スペイン終了後にバルセロナと契約を結び、移籍金は当時の世界記録である500万ポンド(現レートで約7億5000万円)だった。その後ナポリを経て、1992年からセビージャの一員に。わずか1シーズンの在籍だったが、現スポーツディレクターのモンチ氏やアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督と共演を果たした。
■ダニエウ・アウヴェス
セビージャ在籍:2002年7月~2008年7月
バルセロナ在籍:2008年7月~2016年6月
“セビージャ経由バルセロナ行き”の出世ルートを確立したのがD・アウヴェスだろう。19歳でブラジルから欧州上陸を果たすと、セビージャでブレイクを果たし、25歳でバルセロナへステップアップ。ジョゼップ・グアルディオラ体制で不動の右サイドバックとして活躍した。バルセロナでは在籍8シーズンで23個のタイトルを獲得。キャリア通算40個のタイトル獲得はサッカー史上最多だ。
■アドリアーノ・コレイア
セビージャ在籍:2005年1月~2010年1月
バルセロナ在籍:2010年1月~2016年7月
20歳でセビージャに加入し、25歳でバルセロナへ移籍。D・アウヴェスと同じようなキャリアを歩み、両クラブで数々のタイトルを獲得した。本職は左右のサイドバックだが、ウイングのみならず、バルセロナではセンターバックとしてもプレー。万能戦士として重用された。36歳になった今も現役続行中で、ベルギーのオイペンに所属している。
■セイドゥ・ケイタ
セビージャ在籍:2007年7月~2008年7月
バルセロナ在籍:2008年7月~2012年7月
元マリ代表MFはセビージャに1シーズンだけ在籍し、バルセロナへ移籍。2008年に発足したグアルディオラ体制で最初の補強選手となった。安定感抜群のプレーと「プロフェッショナルの鑑」とも言われたサッカーへの取り組みは指揮官に高く評価され、2012年の退団まで公式戦200試合近くに出場。2009年10月のサラゴサ戦では、キャリア初のハットトリックを達成した。
■ハビエル・サビオラ
バルセロナ在籍:2001年7月~2007年7月
セビージャ在籍:2005年8月~2006年6月 ※バルセロナからのローン移籍
小柄ながら抜群の敏捷性と巧みなドリブルでファンを沸かせ、童顔で可愛らしい容姿もあって日本でも高い人気を誇ったサビオラ。バルセロナではパトリック・クライファート氏やリヴァウド氏と共にトリデンテ(3トップ)を形成するも、低迷が続くチームで居場所を失い、2005年にセビージャへのローン移籍が決まった。その2年後には、レアル・マドリードへ“禁断の移籍”を果たしている。
■デニス・スアレス
バルセロナ在籍:2013年8月~2015年8月、2016年7月~2019年6月
セビージャ在籍:2014年7月~2015年8月 ※バルセロナからのローン移籍
D・スアレスも、バルセロナからのレンタルでセビージャに在籍した選手の一人。2014年にバルセロナがラキティッチを完全移籍で獲得したあと、トレード要員としてセビージャに貸し出された。ただこの決断は吉と出て、公式戦46試合出場6得点と大活躍。ヨーロッパリーグ優勝も経験した。なお、当時の指揮官はウナイ・エメリ氏(現ビジャレアル監督)。2人は2019年にアーセナルで再会を果たしたが、思わしい結果を残すことはできなかった。
■ノリート
バルセロナ在籍:2008年7月~2011年6月
セビージャ在籍:2017年7月~2020年6月
バルセロナでリーガデビューを果たすも、プロ契約を断って退団。クセの強さはその後も変わらず、マンチェスター・C在籍時には「娘はまるで洞窟に住んでいるかのよう」とイングランドの天候を酷評した。晴れてセビージャ移籍が決まったものの、2シーズン目は大ケガに見舞われてほとんどピッチに立つことができず。在籍3年で79試合出場15得点にとどまった。
(記事/Footmedia)
今回のゲームでは、特別な思いを胸にピッチに立つ選手も少なくない。バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレ、そしてセビージャのクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチやスペイン人FWムニル・エル・アダディらにとっては古巣対戦となるからだ。
ファイナルへの切符を掴むのは、果たしてどちらになるのか。ここではバルセロナとセビージャの両クラブでプレーした7選手を紹介しよう。
■ディエゴ・マラドーナ
バルセロナ在籍:1982年7月~1984年6月
セビージャ在籍:1992年9月~1993年9月
アルゼンチンのレジェンドが欧州でプレーした3クラブは、バルセロナ、ナポリ、そしてセビージャ。1982 FIFAワールドカップ スペイン終了後にバルセロナと契約を結び、移籍金は当時の世界記録である500万ポンド(現レートで約7億5000万円)だった。その後ナポリを経て、1992年からセビージャの一員に。わずか1シーズンの在籍だったが、現スポーツディレクターのモンチ氏やアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督と共演を果たした。
■ダニエウ・アウヴェス
セビージャ在籍:2002年7月~2008年7月
バルセロナ在籍:2008年7月~2016年6月
“セビージャ経由バルセロナ行き”の出世ルートを確立したのがD・アウヴェスだろう。19歳でブラジルから欧州上陸を果たすと、セビージャでブレイクを果たし、25歳でバルセロナへステップアップ。ジョゼップ・グアルディオラ体制で不動の右サイドバックとして活躍した。バルセロナでは在籍8シーズンで23個のタイトルを獲得。キャリア通算40個のタイトル獲得はサッカー史上最多だ。
■アドリアーノ・コレイア
セビージャ在籍:2005年1月~2010年1月
バルセロナ在籍:2010年1月~2016年7月
20歳でセビージャに加入し、25歳でバルセロナへ移籍。D・アウヴェスと同じようなキャリアを歩み、両クラブで数々のタイトルを獲得した。本職は左右のサイドバックだが、ウイングのみならず、バルセロナではセンターバックとしてもプレー。万能戦士として重用された。36歳になった今も現役続行中で、ベルギーのオイペンに所属している。
■セイドゥ・ケイタ
セビージャ在籍:2007年7月~2008年7月
バルセロナ在籍:2008年7月~2012年7月
元マリ代表MFはセビージャに1シーズンだけ在籍し、バルセロナへ移籍。2008年に発足したグアルディオラ体制で最初の補強選手となった。安定感抜群のプレーと「プロフェッショナルの鑑」とも言われたサッカーへの取り組みは指揮官に高く評価され、2012年の退団まで公式戦200試合近くに出場。2009年10月のサラゴサ戦では、キャリア初のハットトリックを達成した。
■ハビエル・サビオラ
バルセロナ在籍:2001年7月~2007年7月
セビージャ在籍:2005年8月~2006年6月 ※バルセロナからのローン移籍
小柄ながら抜群の敏捷性と巧みなドリブルでファンを沸かせ、童顔で可愛らしい容姿もあって日本でも高い人気を誇ったサビオラ。バルセロナではパトリック・クライファート氏やリヴァウド氏と共にトリデンテ(3トップ)を形成するも、低迷が続くチームで居場所を失い、2005年にセビージャへのローン移籍が決まった。その2年後には、レアル・マドリードへ“禁断の移籍”を果たしている。
■デニス・スアレス
バルセロナ在籍:2013年8月~2015年8月、2016年7月~2019年6月
セビージャ在籍:2014年7月~2015年8月 ※バルセロナからのローン移籍
D・スアレスも、バルセロナからのレンタルでセビージャに在籍した選手の一人。2014年にバルセロナがラキティッチを完全移籍で獲得したあと、トレード要員としてセビージャに貸し出された。ただこの決断は吉と出て、公式戦46試合出場6得点と大活躍。ヨーロッパリーグ優勝も経験した。なお、当時の指揮官はウナイ・エメリ氏(現ビジャレアル監督)。2人は2019年にアーセナルで再会を果たしたが、思わしい結果を残すことはできなかった。
■ノリート
バルセロナ在籍:2008年7月~2011年6月
セビージャ在籍:2017年7月~2020年6月
バルセロナでリーガデビューを果たすも、プロ契約を断って退団。クセの強さはその後も変わらず、マンチェスター・C在籍時には「娘はまるで洞窟に住んでいるかのよう」とイングランドの天候を酷評した。晴れてセビージャ移籍が決まったものの、2シーズン目は大ケガに見舞われてほとんどピッチに立つことができず。在籍3年で79試合出場15得点にとどまった。
(記事/Footmedia)
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