2位返り咲きに「良い試合をした」…シャビ監督、交代に不満げなレヴァンドフスキにも言及「怒りは理解できる」

2024年5月14日(火)11時59分 サッカーキング

レヴァンドフスキの交代に言及したシャビ監督 [写真]=Getty Images

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 バルセロナを率いるシャビ監督が、13日のレアル・ソシエダ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が報じている。

 前節ジローナ戦に2−4の大敗を喫し、3位に転落したバルセロナは、13日に行われたラ・リーガ第35節でレアル・ソシエダと激突。このままでは、ラ・リーガから順位に応じて配当される放映権ボーナスが減少する他、スーペルコパ・デ・エスパーニャ出場による収入も見込めなくなるため、財政状況が芳しくないブラウグラナは是が非でも2位フィニッシュを果たしたいところ。今節を先に消化したジローナが引き分けに終わったことで、早くもチャンスが巡ってきた中、バルセロナはFWラミン・ヤマルとFWハフィーニャのゴールで2−0の勝利。すぐさま、2位の座を奪い返すことに成功している。

 退任撤回からの続投が決まったシャビ監督だが、先の直接対決での敗戦により、その決断に懐疑的な見方が寄せられたのも事実だ。レアル・ソシエダとの試合後、「このクラブを指揮することの意味? 全てにおいて、より力強く生きるということ。だから、うまくいかない時は3倍苦しむし、うまくいく時は3倍楽しめる。より感情のままに生きられるんだ」と語ったシャビ監督は「彼らとの対戦は、いつもとても困難なものとなる。易々とチャンスを作らせてもらえないからね。しかも今日は、5バックという予想外もあって、それはより難しくするものだった」としつつ、「ジローナには敗れたけど、我々は良い試合をし、2位を取り戻したんだ」と振り返っている。

 またシャビ監督は、FWロベルト・レヴァンドフスキの交代シーンにも言及。不満げな表情をカメラに捉えられていたわけだが、同指揮官は「3連戦の週だし、戦術的な側面もあった。もう一度、プレスをかける必要があると考えたから、フェルミン(・ロペス)やフェラン(・トーレス)の走力に託したんだ」と披瀝。続けて「我々は多大なハードワークをしてきた。それはロベルトにも言えること。私も(選手時代に)交代させられるのは嫌だったから、怒りは理解できるけど、今はチーム全体を考えなければならない」と明かしている。

 4連勝での締めくくりと、2位フィニッシュが期待されるバルセロナの次戦は、16日の第36節アルメリア戦となる。

サッカーキング

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