【鳥栖vs浦和プレビュー】新戦力と既存戦力の融和が進む鳥栖…新監督のもとで復活の兆しを見せる浦和
サッカーキング2021年3月6日(土)3時49分
[写真]=清原茂樹、鈴木颯太朗
■サガン鳥栖 連勝できるかは攻撃陣の出来次第。小松屋の状態が気がかり
【プラス材料】
湘南ベルマーレとの開幕節を勝利で飾り、まずは良いスタートが切れた。守備の枚数を削り、中盤を厚くして攻撃的な姿を見せたことで、今季のオプションが増えている。攻撃的な浦和レッズに対し、今節も開幕節同様に前線からアグレッシブに行くのか、ややリトリートしながら臨むのかで、相手のほうが考え込むのではないだろうか。ホーム開幕戦ということもあり、試合の主導権を握って戦えれば勝機はあるだろう。
特に、新加入のMF飯野七聖(ザスパクサツ群馬から加入)とMF仙頭啓矢(横浜F・マリノスから加入)がチームにフィットしていることが強みと言える。昨季に大躍進を見せたFW林大地やMF樋口雄太も健在なので、浦和が相手とはいえ、臆するところはないだろう。
あとはシュート機会をどれだけ多く作り出すことができるかに懸かっている。今節もアグレッシブなサガン鳥栖を見ることができるはずだ。
【マイナス材料】
開幕節では、ボランチのMF松岡大起に2人の選手がアタックする形でやや苦労するところが見えた。もう一枚、前で勝負できると試合の主導権を容易に握ることができるだろう。
3日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第1節の鹿島アントラーズ戦の影響も気になるところではある(0-3で敗戦)。若い選手が多いだけに、リズムさえつかめば勢いで押しきることもできそうだ。また、昨季活躍したMF小松屋知哉が出場できるのかも気がかり。守備陣は安定しているだけに、攻撃陣の出来次第と言ったところに不安が残る。
前線からプレスをかけて中盤でボールを拾い、シンプルに浦和ゴールを目指す時間が長ければ、開幕2連勝も見えてくる。ここは若きエースのFW石井快征に期待したい。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ フィニッシュの精度に課題を残すも、試合内容には手応えあり
【プラス材料】
開幕節のFC東京戦で見せたサッカーは、ここ数年の低迷から脱却できるのではないかと多くのサポーターに希望を与え、選手たちにも手応えを与えるものになった。それからJリーグYBCルヴァンカップの開幕戦を経て迎えるゲームになる。
マイボールの質が高まったことを評価する向きも多いが、公式戦2試合を1失点で終えていることは注目すべきポイント。リカルド・ロドリゲス監督も「ディフェンス面については相当積み重なってきているという印象」と話した。
中3日での試合にはなるものの、ルヴァンカップでスタメン10人を入れ替えたことからも、日程的な難しさは大きくない。この試合はFC東京戦のメンバーがスタメンを形成すると予想され、その後はレギュラー争いも激しくなるだろう。そうした個々の競争意識がチームにプラス要素を与えることも期待される。
【マイナス材料】
昨季までとの比較で内容の良いサッカーを展開し、ボール保持率は高まっているものの、シュート本数や流れの中からの決定機は多くない。FC東京戦もセットプレーからの1ゴールのみだったのが現実だ。
この点について、ロドリゲス監督は「相手ゴール前での崩し方、いかに相手の危険なところに侵入していくかなど、流れの中でいかにそれができるか」と、現時点のチームで課題になっていることを話している。一朝一夕に解決するものではないため、この試合でもセットプレーの重要性は高いだろう。
ボールを保持してゴールを奪えない試合が続けば、現状の期待や高評価は一気に反転して厳しい批判に変わりかねない。まずはゴールと勝ち点3が欲しいところだ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
湘南ベルマーレとの開幕節を勝利で飾り、まずは良いスタートが切れた。守備の枚数を削り、中盤を厚くして攻撃的な姿を見せたことで、今季のオプションが増えている。攻撃的な浦和レッズに対し、今節も開幕節同様に前線からアグレッシブに行くのか、ややリトリートしながら臨むのかで、相手のほうが考え込むのではないだろうか。ホーム開幕戦ということもあり、試合の主導権を握って戦えれば勝機はあるだろう。
特に、新加入のMF飯野七聖(ザスパクサツ群馬から加入)とMF仙頭啓矢(横浜F・マリノスから加入)がチームにフィットしていることが強みと言える。昨季に大躍進を見せたFW林大地やMF樋口雄太も健在なので、浦和が相手とはいえ、臆するところはないだろう。
あとはシュート機会をどれだけ多く作り出すことができるかに懸かっている。今節もアグレッシブなサガン鳥栖を見ることができるはずだ。
【マイナス材料】
開幕節では、ボランチのMF松岡大起に2人の選手がアタックする形でやや苦労するところが見えた。もう一枚、前で勝負できると試合の主導権を容易に握ることができるだろう。
3日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第1節の鹿島アントラーズ戦の影響も気になるところではある(0-3で敗戦)。若い選手が多いだけに、リズムさえつかめば勢いで押しきることもできそうだ。また、昨季活躍したMF小松屋知哉が出場できるのかも気がかり。守備陣は安定しているだけに、攻撃陣の出来次第と言ったところに不安が残る。
前線からプレスをかけて中盤でボールを拾い、シンプルに浦和ゴールを目指す時間が長ければ、開幕2連勝も見えてくる。ここは若きエースのFW石井快征に期待したい。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ フィニッシュの精度に課題を残すも、試合内容には手応えあり
【プラス材料】
開幕節のFC東京戦で見せたサッカーは、ここ数年の低迷から脱却できるのではないかと多くのサポーターに希望を与え、選手たちにも手応えを与えるものになった。それからJリーグYBCルヴァンカップの開幕戦を経て迎えるゲームになる。
マイボールの質が高まったことを評価する向きも多いが、公式戦2試合を1失点で終えていることは注目すべきポイント。リカルド・ロドリゲス監督も「ディフェンス面については相当積み重なってきているという印象」と話した。
中3日での試合にはなるものの、ルヴァンカップでスタメン10人を入れ替えたことからも、日程的な難しさは大きくない。この試合はFC東京戦のメンバーがスタメンを形成すると予想され、その後はレギュラー争いも激しくなるだろう。そうした個々の競争意識がチームにプラス要素を与えることも期待される。
【マイナス材料】
昨季までとの比較で内容の良いサッカーを展開し、ボール保持率は高まっているものの、シュート本数や流れの中からの決定機は多くない。FC東京戦もセットプレーからの1ゴールのみだったのが現実だ。
この点について、ロドリゲス監督は「相手ゴール前での崩し方、いかに相手の危険なところに侵入していくかなど、流れの中でいかにそれができるか」と、現時点のチームで課題になっていることを話している。一朝一夕に解決するものではないため、この試合でもセットプレーの重要性は高いだろう。
ボールを保持してゴールを奪えない試合が続けば、現状の期待や高評価は一気に反転して厳しい批判に変わりかねない。まずはゴールと勝ち点3が欲しいところだ。
文:totoONE編集部
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