リヴァプール、スロット氏の新監督就任が決定的に! 約18億円の補償金でフェイエノールトと合意か

2024年4月27日(土)13時39分 サッカーキング

スロット氏のリヴァプール新監督就任が決定的に [写真]=Getty Images

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 日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールは、2024−25シーズンから、現在フェイエノールトを率いるオランダ人指揮官アルネ・スロット氏の新監督就任が濃厚となった。26日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 リヴァプールは2015年10月からチームを率いたユルゲン・クロップ監督が、今シーズン限りで退任する。約9年続いたクロップ政権下で暗黒期を抜け出し、2018−19シーズンに14年ぶり6度目のCL優勝、2019−20シーズンに30年ぶり19度目のトップリーグ制覇。新たなサイクルを託される後任候補に大きく注目が集まっていた。

 レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督、スポルティングのルベン・アモリム監督らへの関心も噂されていたが、先日からスロット氏へのアプローチが報じられていた。そして、リヴァプールはフェイエノールトに最大940万ポンド(約18億6000万円)の補償金を支払うことで、クラブ間合意に至ったようだ。

 現在45歳のスロット氏は現役時代にズウォレやスパルタ・ロッテルダムなどでプレーし、2013年夏の引退後にズウォレのユースで指導者キャリアをスタート。その後、カンブールのアシスタントコーチや代行監督を経て、2017年夏にAZのアシスタントコーチに就任。2019年夏に同クラブの監督へ昇格すると、1年目の2019−20シーズンはアヤックスと白熱の優勝争いを繰り広げたが、コロナ禍でリーグ戦が途中で打ち切られて2位でシーズンを終えた。

 翌シーズンからはフェイエノールトの監督候補として報じられるようになり、2020年10月にAZを去った。2021年夏、満を持してフェイエノールトの監督に就任し、1年目の2021−22シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ準優勝、2年目の22−23シーズンは6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げた。3年目の今季は6年ぶりとなるカップ戦優勝を果たし、リーグ戦ではチャンピオンズリーグ(CL)出場圏の2位以上を確定させている。

 リヴァプールの核となった遠藤だけでなく、フェイエノールトの1年目で思うように結果を出せていない日本代表FW上田綺世の未来にも影響を与える今回の監督人事。あとは両クラブからの正式発表を待つのみとなりそうだ。

サッカーキング

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