D’station Racing、WEC世界耐久選手権参戦の3人目のドライバーにワトソンを起用

AUTOSPORT web2021年3月8日(月)17時29分

 2021年にWEC世界耐久選手権に挑戦するD’station Racingは3月8日、これまで未定となっていた3人目のシルバードライバーに、イギリス人のアンドリュー・ワトソンを起用すると発表した。これで2021年は星野敏/藤井誠暢/ワトソンというトリオで6戦のシリーズに挑むことになる。


 日本を中心に、国内外のレースに挑戦してきたD’station Racingは、2021年からWEC、そしてル・マン24時間のLM-GTE Amクラスにアストンマーティン・バンテージAMR GTEで参戦する。すでに星野、藤井の参戦は決まっていたが、シルバードライバーが決まっていなかった。


 今回起用されることになったワトソンはアストンマーティンのジュニアドライバープログラム出身で、2019/20シーズンのWEC、ル・マン24時間への参戦経験をもつ若手ドライバー。またデイトナやスパ、バサースト等、さまざまな実績をもっており、元F1ドライバーのマーク・ブランデルがマネージメントを務めている。


 2021年のWECは第1戦に予定されていたポルティマオ、また第3戦のル・マンが延期されており、5月のスパが開幕となる。D’station Racingは星野/藤井/ワトソンという3人で5月のスパから2021年のWECを戦っていくことになる。

D’station RacingからWECに参戦することになったアンドリュー・ワトソン

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