チェルシー、3-2でニューカッスルから白星奪取! 途中投入のムドリクが華麗なドリブルから決勝ゴール
サッカーキング2024年3月12日(火)7時23分
決勝弾をマークしたムドリク [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第28節が11日に行われ、チェルシーとニューカッスルが対戦した。
ここまで27試合を消化したプレミアリーグで10勝6分10敗を記録し、勝ち点「36」の11位につけているチェルシー。今季は開幕から不安定な戦いを露呈しており、指揮官を務めるマウリシオ・ポチェッティーノ監督への風当たりも徐々に強くなりつつある。リーグ戦3試合ぶりの勝利を目指すなか、イングランド代表FWラヒーム・スターリングなど主力選手を先発に起用。本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で白星獲得を狙う。
試合は、立ち上がりの6分にチェルシーがスコアを動かす。最終ラインからビルドアップを行なってニューカッスルのプレスを打開。ボールを前進させ、右サイドでパスを受けたマロ・ギュストが縦突破から右足でクロスを送ると、相手のクリアボールがボックス手前で待つコール・パーマーのもとに。そのまま右足を振り抜き、ニコラス・ジャクソンがヒールで軌道を変えたボールはゴールイン。ホームのチェルシーが先制に成功した。
以降は一進一退の攻防が続くなか、36分にアクシデントが発生する。右サイドでマルク・ククレジャとコンタクトしたアンソニー・ゴードンが、左足を抑えながらピッチに座り込んでしまう。メディカルスタッフとともに足の状態を確認したゴードンだったが、プレー続行は不可能となり、無念の負傷交代を余儀なくされた。
背番号「10」を欠いたニューカッスルだったが、43分にエースがスコアを振り出しに戻す。チェルシー陣内で両者が交互にボールを奪い合うシーンが続き、インターセプトしたトレヴォ・チャロバーからブルーノ・ギマランイスが高い位置でボールを奪取。素早く前線のアレクサンデル・イサクに繋ぐと、マーカーのタイミングを外したコントロールショットを流し込み、貴重な同点弾を挙げた。
一方のチェルシーも、前半アディショナルタイムに自陣深くでボールを奪い、ロングボール2本で最前線のN・ジャクソンにボールを供給。フリーの状態で裏に抜け出し、冷静に左足でネットを揺らしたものの、判定はオフサイドとなり得点は認められなかった。
すると、同点で迎えた58分にチェルシーが勝ち越しに成功する。右サイドでのスローインからモイセス・カイセドがエンソ・フェルナンデスに繋ぎ、DFの間にポジションを取ったパーマーへと縦パスを差し込む。ターンで前を向いたパーマーが、相手の股下を通すグランダーのシュートをニアサイドに突き刺し、チェルシーが再びニューカッスルからリードを奪った。
さらに直後の59分には、自陣深くの左サイドでボールを奪取したE・フェルナンデスが前線にフィードを蹴り込み、N・ジャクソンが逸らしたヘディングにスターリングが反応。持ち前のスピードを生かしてGKと1vs1の局面を迎えたが、シュートを放つまで時間がかかったことでDFが帰陣し、右足でゴールを狙ったもののカバーに入ったダン・バーンがライン上でブロックした。
勢いに乗るチェルシーは、76分にもロングカウンターが炸裂。自陣でボールを奪ってN・ジャクソンに繋ぐと、そのままドリブルで左サイドを駆け上がる。ボックス左角まで運んでコナー・ギャラガーへのパスを選択すると、背後からスプリントしてきたミハイロ・ムドリクにスイッチする形でボールが渡る。スピードに乗ったムドリクは、細かいタッチでDF1枚とGKをかわし、落ち着いてゴールに流し込んで大きな追加点をマークした。
終了間際の90分にはジェイコブ・マーフィーから豪快なシュートを叩き込まれたチェルシーだったが、最後までリードを守り切って試合は終了。3-2で勝利を収めた。次節、チェルシーはFAカップを挟んで30日にホームでバーンリーと対戦。ニューカッスルもFAカップを挟んで30日にホームでウェストハムと対戦する。
【スコア】
チェルシー 3-2 ニューカッスル
【得点者】
1-0 6分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
1-1 43分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
2-1 58分 コール・パーマー(チェルシー)
3-1 76分 ミハイロ・ムドリク(チェルシー)
3-2 90分 ジェイコブ・マーフィー(ニューカッスル)
ここまで27試合を消化したプレミアリーグで10勝6分10敗を記録し、勝ち点「36」の11位につけているチェルシー。今季は開幕から不安定な戦いを露呈しており、指揮官を務めるマウリシオ・ポチェッティーノ監督への風当たりも徐々に強くなりつつある。リーグ戦3試合ぶりの勝利を目指すなか、イングランド代表FWラヒーム・スターリングなど主力選手を先発に起用。本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で白星獲得を狙う。
試合は、立ち上がりの6分にチェルシーがスコアを動かす。最終ラインからビルドアップを行なってニューカッスルのプレスを打開。ボールを前進させ、右サイドでパスを受けたマロ・ギュストが縦突破から右足でクロスを送ると、相手のクリアボールがボックス手前で待つコール・パーマーのもとに。そのまま右足を振り抜き、ニコラス・ジャクソンがヒールで軌道を変えたボールはゴールイン。ホームのチェルシーが先制に成功した。
以降は一進一退の攻防が続くなか、36分にアクシデントが発生する。右サイドでマルク・ククレジャとコンタクトしたアンソニー・ゴードンが、左足を抑えながらピッチに座り込んでしまう。メディカルスタッフとともに足の状態を確認したゴードンだったが、プレー続行は不可能となり、無念の負傷交代を余儀なくされた。
背番号「10」を欠いたニューカッスルだったが、43分にエースがスコアを振り出しに戻す。チェルシー陣内で両者が交互にボールを奪い合うシーンが続き、インターセプトしたトレヴォ・チャロバーからブルーノ・ギマランイスが高い位置でボールを奪取。素早く前線のアレクサンデル・イサクに繋ぐと、マーカーのタイミングを外したコントロールショットを流し込み、貴重な同点弾を挙げた。
一方のチェルシーも、前半アディショナルタイムに自陣深くでボールを奪い、ロングボール2本で最前線のN・ジャクソンにボールを供給。フリーの状態で裏に抜け出し、冷静に左足でネットを揺らしたものの、判定はオフサイドとなり得点は認められなかった。
すると、同点で迎えた58分にチェルシーが勝ち越しに成功する。右サイドでのスローインからモイセス・カイセドがエンソ・フェルナンデスに繋ぎ、DFの間にポジションを取ったパーマーへと縦パスを差し込む。ターンで前を向いたパーマーが、相手の股下を通すグランダーのシュートをニアサイドに突き刺し、チェルシーが再びニューカッスルからリードを奪った。
さらに直後の59分には、自陣深くの左サイドでボールを奪取したE・フェルナンデスが前線にフィードを蹴り込み、N・ジャクソンが逸らしたヘディングにスターリングが反応。持ち前のスピードを生かしてGKと1vs1の局面を迎えたが、シュートを放つまで時間がかかったことでDFが帰陣し、右足でゴールを狙ったもののカバーに入ったダン・バーンがライン上でブロックした。
勢いに乗るチェルシーは、76分にもロングカウンターが炸裂。自陣でボールを奪ってN・ジャクソンに繋ぐと、そのままドリブルで左サイドを駆け上がる。ボックス左角まで運んでコナー・ギャラガーへのパスを選択すると、背後からスプリントしてきたミハイロ・ムドリクにスイッチする形でボールが渡る。スピードに乗ったムドリクは、細かいタッチでDF1枚とGKをかわし、落ち着いてゴールに流し込んで大きな追加点をマークした。
終了間際の90分にはジェイコブ・マーフィーから豪快なシュートを叩き込まれたチェルシーだったが、最後までリードを守り切って試合は終了。3-2で勝利を収めた。次節、チェルシーはFAカップを挟んで30日にホームでバーンリーと対戦。ニューカッスルもFAカップを挟んで30日にホームでウェストハムと対戦する。
【スコア】
チェルシー 3-2 ニューカッスル
【得点者】
1-0 6分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
1-1 43分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
2-1 58分 コール・パーマー(チェルシー)
3-1 76分 ミハイロ・ムドリク(チェルシー)
3-2 90分 ジェイコブ・マーフィー(ニューカッスル)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「チェルシー」をもっと詳しく
「チェルシー」のニュース
-
チェルシーMFパルマー、プレミア年間若手選手賞を受賞! 今季最多タイの32得点関与5月19日12時53分
-
浜野まいか所属チェルシー女子が5連覇達成! 長谷川唯所属マンCは得失点差で2位に5月19日10時4分
-
浜野まいかのチェルシー女子がリーグ5連覇、長谷川唯のマンCは得失点差及ばず…植木理子はスーパーミドル弾締め5月19日1時7分
-
待望の復帰も…チェルシー主将R・ジェームズ、来季開幕から3試合出場停止に5月17日16時14分
-
調子上向きのチェルシー、会長は長期計画と強調「ドジャーズを買収した時も…」5月16日16時11分
-
浜野まいかが決勝点! 5連覇目指すチェルシー女子、最終節を前に首位浮上5月16日9時57分
-
チェルシー浜野が今季2ゴール目 イングランド女子リーグ5月16日8時38分
-
チェルシーがEL出場権獲得へ4連勝! パルマーの今季22ゴール目などでブライトンを下す5月16日5時53分
-
復活のチェルシー主将R・ジェームズが喜び「ずっと復帰を待っていた」5月13日14時56分
-
”ウクライナ・ダービー“制したシャフタールが2年連続15度目の優勝 チェルシー注目のスダコフが決勝点5月12日7時10分
スポーツニュースランキング
-
1ドジャースが「築地銀だこ」とパートナーシップ契約 止まらぬ日系企業との契約、発表は10社目に スポーツ報知
-
2大谷翔平、あわや退場の危機!?不可解判定連発の球審にクレーム球審が“逆ギレ”した瞬間 ファンは「さすがに酷すぎ」 ABEMA TIMES
-
3大谷翔平、昨年9月の右肘手術後24度目のキャッチボール 中2日で出力アップ 来季の二刀流復活へ順調 スポーツ報知
-
4大谷翔平、第1打席はまさかの初球セーフティーバント “大谷シフト”を逆利用の内野安打 スポーツ報知
-
5危ない!一瞬ヒヤリ… 大谷翔平にハプニング発生…! 爆速スピードで審判とあわや激突ギリギリで“神回避”する瞬間 ファン騒然「よく避けたな」「ぶつかってたら…」 ABEMA TIMES