【大分vsFC東京プレビュー】万全の準備で迎え撃つ大分…FC東京は得意の敵地で連敗回避を目指す
サッカーキング2021年3月13日(土)11時58分
[写真]=金田慎平、兼子愼一郎
■大分トリニータ 敵地で勝ち点3をもぎ取った勢いをホームに持ち込めるか
【プラス材料】
6日に行われた第2節の横浜FC戦で今季初勝利を記録。満足いく内容ではないだろうが、良薬となったことは間違いない。昨季はケガで2試合の出場に終わったMF小林成豪が得点で先発起用に応え、開幕節の徳島ヴォルティス戦とJリーグYBCルヴァンカップ第1節のヴィッセル神戸戦で出番のなかったDF上夷克典やDF羽田健人が起用され、これでフィールドプレイヤーの登録選手全員が公式戦に出場した。実戦で選手のコンディション、組み合わせを確認できたことは大きく、今度のメンバー選考にはプラス材料となった。
ミッドウィークに行われるはずだった第3節・ガンバ大阪戦の開催が中止となり、中3日でのアウェイ連戦を回避できた。試合前日の移動前に中止の知らせがあり、移動距離の長い大分トリニータにとっては移動による疲労の負担もなく、今節のホームゲームに万全な準備ができそう。
【マイナス材料】
主導権を握られる試合が多く、攻撃の時間が少ない。最終ラインのビルドアップに課題があることは明らかだ。苦し紛れのクリアが多く、攻撃は単発。ボランチも下がり気味のポジションを取らざるを得ず、中盤が間延びしている。開幕からルヴァンカップを含めた公式戦3試合とも、シュート数が5本以下では勝機を見出すのが難しい。今節の対戦相手であるFC東京は守備の堅いチームのため、数少ないチャンスをものにできるかが焦点。複数得点は厳しいだろう。
開幕節で負傷交代したMF野村直輝が全治6週間のケガと診断された(左膝内側側副靭帯損傷)。昨季終盤から主力となっていただけに、戦力ダウンは否めない。他のポジションに比べて2シャドーは頭数が揃っているものの、連戦が続く序盤では厳しい戦いを強いられることになる。
文:totoONE編集部
■FC東京 攻撃面には明るい兆しあり。喫緊の課題は不安定な守備面
【プラス材料】
第2節までの得点は、セットプレーや相手のミスに乗じてもぎ取ったものだった。前節のヴィッセル神戸戦でようやく流れからの得点を挙げられたことは明るい材料だ。特にFWディエゴ・オリヴェイラとFW永井謙佑の両エースが決めたことは大きなプラス。長谷川健太監督も「ストライカーがゴールを決めれば、チームに勢いがつく」と今後への期待を口にした。
D・オリヴェイラと永井はいずれも途中出場だったが、彼らを含めて交代策が機能している。それだけでなく、ゲームの中でダブルボランチや2トップに変え、流動的に「4-4-2」や「4-2-3-1」のシステムへチェンジ。勝つための組み合わせを求めての試行錯誤とも言えるが、試合終盤に向かうにつれ、尻上がりに内容が高まっていることはプラスと捉えたい。
【マイナス材料】
開幕からの3試合すべてで先制点を奪われている。なんとなくゲームに入ってしまい、序盤から押し込まれる展開が続いていることは不安要素だ。
第2節のセレッソ大阪戦では、試合途中から中盤のアンカーにポジションを変えたDF森重真人が攻撃のリズムを作り、みずから逆転弾もマークした。しかし、中盤として先発した神戸戦では、森重不在のディフェンスラインが不安定になり、裏目に出る格好に。組織的な守備や連動性に関しては、立て直しが必要と言えるだろう。
今節の大分トリニータ戦は14日の日曜日開催であるため、先発メンバーやシステムをテコ入れする可能性もある。敵地『昭和電工ドーム大分』ではJ1リーグ戦は2009年以降4連勝中だが、先発のチョイスが機能しなければ苦戦を覚悟しないといけない。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
6日に行われた第2節の横浜FC戦で今季初勝利を記録。満足いく内容ではないだろうが、良薬となったことは間違いない。昨季はケガで2試合の出場に終わったMF小林成豪が得点で先発起用に応え、開幕節の徳島ヴォルティス戦とJリーグYBCルヴァンカップ第1節のヴィッセル神戸戦で出番のなかったDF上夷克典やDF羽田健人が起用され、これでフィールドプレイヤーの登録選手全員が公式戦に出場した。実戦で選手のコンディション、組み合わせを確認できたことは大きく、今度のメンバー選考にはプラス材料となった。
ミッドウィークに行われるはずだった第3節・ガンバ大阪戦の開催が中止となり、中3日でのアウェイ連戦を回避できた。試合前日の移動前に中止の知らせがあり、移動距離の長い大分トリニータにとっては移動による疲労の負担もなく、今節のホームゲームに万全な準備ができそう。
【マイナス材料】
主導権を握られる試合が多く、攻撃の時間が少ない。最終ラインのビルドアップに課題があることは明らかだ。苦し紛れのクリアが多く、攻撃は単発。ボランチも下がり気味のポジションを取らざるを得ず、中盤が間延びしている。開幕からルヴァンカップを含めた公式戦3試合とも、シュート数が5本以下では勝機を見出すのが難しい。今節の対戦相手であるFC東京は守備の堅いチームのため、数少ないチャンスをものにできるかが焦点。複数得点は厳しいだろう。
開幕節で負傷交代したMF野村直輝が全治6週間のケガと診断された(左膝内側側副靭帯損傷)。昨季終盤から主力となっていただけに、戦力ダウンは否めない。他のポジションに比べて2シャドーは頭数が揃っているものの、連戦が続く序盤では厳しい戦いを強いられることになる。
文:totoONE編集部
■FC東京 攻撃面には明るい兆しあり。喫緊の課題は不安定な守備面
【プラス材料】
第2節までの得点は、セットプレーや相手のミスに乗じてもぎ取ったものだった。前節のヴィッセル神戸戦でようやく流れからの得点を挙げられたことは明るい材料だ。特にFWディエゴ・オリヴェイラとFW永井謙佑の両エースが決めたことは大きなプラス。長谷川健太監督も「ストライカーがゴールを決めれば、チームに勢いがつく」と今後への期待を口にした。
D・オリヴェイラと永井はいずれも途中出場だったが、彼らを含めて交代策が機能している。それだけでなく、ゲームの中でダブルボランチや2トップに変え、流動的に「4-4-2」や「4-2-3-1」のシステムへチェンジ。勝つための組み合わせを求めての試行錯誤とも言えるが、試合終盤に向かうにつれ、尻上がりに内容が高まっていることはプラスと捉えたい。
【マイナス材料】
開幕からの3試合すべてで先制点を奪われている。なんとなくゲームに入ってしまい、序盤から押し込まれる展開が続いていることは不安要素だ。
第2節のセレッソ大阪戦では、試合途中から中盤のアンカーにポジションを変えたDF森重真人が攻撃のリズムを作り、みずから逆転弾もマークした。しかし、中盤として先発した神戸戦では、森重不在のディフェンスラインが不安定になり、裏目に出る格好に。組織的な守備や連動性に関しては、立て直しが必要と言えるだろう。
今節の大分トリニータ戦は14日の日曜日開催であるため、先発メンバーやシステムをテコ入れする可能性もある。敵地『昭和電工ドーム大分』ではJ1リーグ戦は2009年以降4連勝中だが、先発のチョイスが機能しなければ苦戦を覚悟しないといけない。
文:totoONE編集部
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