吉田麻也が「選外」の森保ジャパン「次期キャプテン」について指揮官は何と答えた？

　日本サッカー協会（JFA）は３月１５日、キリンチャレンジカップ２０２３のウルグアイ戦とコロンビア戦に挑む２６人のメンバーを発表。長年に渡ってキャプテンを務めてきた吉田麻也が選外となった。

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　カタール・ワールドカップ後の初の活動となる今回の２連戦で吉田がメンバーから外れたのは、世代交代を加速させる狙いだろう。その一方で、選手・スタッフから厚い信頼を得ていた主将の不在は、少なからずチーム作りに影響を及ぼしそうだ。

　森保監督は吉田について、「チーム作りにおいて、選手とスタッフの間に立って選手の意見を集約して、スタッフに色んなことを伝えてくれた。選手間の意思共有のところでも非常によくやってくれた」と賛辞を送る。では、次のキャプテンは誰なのか。その問いに指揮官は「キャプテンは、まだまったく決まってない」と語った。

「いろいろ考えていますけど、すぐに決めなくてもいいかなと思っています。１人に最初から決めるよりも、活動を通しながら決めていきたい。昨日もコーチ陣と話しましたが、活動ごとに誰をキャプテンに指名するのか、何もないのかなど、色々話し合いましたが結論は出ませんでした」

　現時点でキャプテンは決まっていないが、森保監督は各選手の責任感に期待しているようだ。

「一人ひとりの選手たちが、自分がキャプテンというぐらいの責任感を持ち、チームのことを考えて言動できることが必要。選手たちにはそれぞれが責任感を持って、自分の良さを発揮するために、チームのために、仲間のために何ができるのかというところを言動してもらえればと思う」

　新たな船出を迎える森保ジャパンは、どんなチームになっていくのか。まずは、２４日のウルグアイ戦に注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]