【鳥栖vs鹿島プレビュー】鳥栖はFWイバルボら攻撃陣が好調…故障者続出の鹿島は試合巧者ぶりを見せられるか
サッカーキング2018年3月16日(金)18時9分
鳥栖FWビクトル・イバルボはルヴァン杯の出場を回避。今節に照準を合わせている [写真]=J.LEAGUE
■サガン鳥栖 カップ戦回避のFWイバルボがキーマンとなるか
【プラス材料】
強豪・鹿島を迎え撃つ一戦。とはいえ、順位的には鳥栖の方が上位。勝ち点差は1ではあるが、気分的に優位に戦える状態にある。ルヴァン杯第2節から間がないが、ホームで戦えることを考えると不利とは言えない。
その中心にはFWビクトル・イバルボを挙げることができる。リーグ前節では勝利に結びつくゴールを挙げて気分も調子も良さそうだ。カップ戦を回避したことでキーマンに挙げられる。相方となるFW趙東建も好調を維持しているので、攻撃的な鳥栖を見ることができるに違いない。
失点は続いてはいるが、それ以上の得点を期待できそうなチーム状況である。控えに回ると思われるFW田川亨介の使い方がポイントとなりそうだ。
【マイナス材料】
好調な攻撃に対して懸念されるのが守備陣である。立ち上がりに簡単に失点してしまう試合が続いている。人数は揃っているものの細かな連携ミスが見受けられる。センターディフェンスに入る韓国人2人が、中盤までを含めたコントロールができているのかが心配である。
とはいえ、鹿島は中盤から試合を組み立ててくるので、ボランチに入るMF高橋秀人がバランスを取り続けることで失点は回避できるのではないだろうか。左サイドからの攻撃参加も見られるが、右サイドからの攻撃が少ないのも懸念材料の一つ。守備力を買ってDF小林祐三を起用するのか、攻撃を重視してDF安在和樹を起用するのか、マッシモ・フィッカデンティ監督の手腕が問われるところでもある。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ 5連戦のラスト、運動量ある相手に限りある体力をどう使うかがカギ
【プラス材料】
3日のリーグG大阪戦から始まった連戦も今節のアウェー鳥栖戦でようやく一区切りとなる。ACLを含めて、16日間で5試合を戦う過密日程で、先発メンバーを入れ替えながら戦った結果はここまで2勝1分け1敗。主力に複数の負傷者を出したこと、長距離移動を強いられた海外アウェー戦があったことなどを考えると、ここまでは悪くない結果と言えるが、連戦の最後となる鳥栖戦の結果次第で評価は分かれることになるだろう。
大岩剛監督はこれまでと同様に、中盤を中心に選手を入れ替えて勝利を目指す采配を見せる。全大会制覇を目標に掲げる今季、鳥栖戦のような厳しい試合で勝ち点を奪えるか、どうか。いくつかあるヤマ場の試合と言えるだろう。
【マイナス材料】
鳥栖戦を戦ううえで2つの不安要素がある。まずは昨季から続く、決定力不足。10日のホーム・広島戦でも、チャンスを作りながらネットを揺らすことはできず、0-1で敗れた。さらに1-1で終わったACL・シドニーFC戦でも、FW金崎夢生のゴールはあったものの、チャンスを生かしたとは言い切れない内容だった。FWペドロ・ジュニオールが徐々にゴール感覚を取り戻しつつあるとはいえ、チームとして不発が続いていることは懸念材料だ。
当然ながら過密日程による蓄積疲労も試合には影響してくる。季節としても気温が上がり始めており、運動量を武器とする鳥栖相手に、鹿島は限りある体力をどう使うかもカギを握ると言えるだろう。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
強豪・鹿島を迎え撃つ一戦。とはいえ、順位的には鳥栖の方が上位。勝ち点差は1ではあるが、気分的に優位に戦える状態にある。ルヴァン杯第2節から間がないが、ホームで戦えることを考えると不利とは言えない。
その中心にはFWビクトル・イバルボを挙げることができる。リーグ前節では勝利に結びつくゴールを挙げて気分も調子も良さそうだ。カップ戦を回避したことでキーマンに挙げられる。相方となるFW趙東建も好調を維持しているので、攻撃的な鳥栖を見ることができるに違いない。
失点は続いてはいるが、それ以上の得点を期待できそうなチーム状況である。控えに回ると思われるFW田川亨介の使い方がポイントとなりそうだ。
【マイナス材料】
好調な攻撃に対して懸念されるのが守備陣である。立ち上がりに簡単に失点してしまう試合が続いている。人数は揃っているものの細かな連携ミスが見受けられる。センターディフェンスに入る韓国人2人が、中盤までを含めたコントロールができているのかが心配である。
とはいえ、鹿島は中盤から試合を組み立ててくるので、ボランチに入るMF高橋秀人がバランスを取り続けることで失点は回避できるのではないだろうか。左サイドからの攻撃参加も見られるが、右サイドからの攻撃が少ないのも懸念材料の一つ。守備力を買ってDF小林祐三を起用するのか、攻撃を重視してDF安在和樹を起用するのか、マッシモ・フィッカデンティ監督の手腕が問われるところでもある。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ 5連戦のラスト、運動量ある相手に限りある体力をどう使うかがカギ
【プラス材料】
3日のリーグG大阪戦から始まった連戦も今節のアウェー鳥栖戦でようやく一区切りとなる。ACLを含めて、16日間で5試合を戦う過密日程で、先発メンバーを入れ替えながら戦った結果はここまで2勝1分け1敗。主力に複数の負傷者を出したこと、長距離移動を強いられた海外アウェー戦があったことなどを考えると、ここまでは悪くない結果と言えるが、連戦の最後となる鳥栖戦の結果次第で評価は分かれることになるだろう。
大岩剛監督はこれまでと同様に、中盤を中心に選手を入れ替えて勝利を目指す采配を見せる。全大会制覇を目標に掲げる今季、鳥栖戦のような厳しい試合で勝ち点を奪えるか、どうか。いくつかあるヤマ場の試合と言えるだろう。
【マイナス材料】
鳥栖戦を戦ううえで2つの不安要素がある。まずは昨季から続く、決定力不足。10日のホーム・広島戦でも、チャンスを作りながらネットを揺らすことはできず、0-1で敗れた。さらに1-1で終わったACL・シドニーFC戦でも、FW金崎夢生のゴールはあったものの、チャンスを生かしたとは言い切れない内容だった。FWペドロ・ジュニオールが徐々にゴール感覚を取り戻しつつあるとはいえ、チームとして不発が続いていることは懸念材料だ。
当然ながら過密日程による蓄積疲労も試合には影響してくる。季節としても気温が上がり始めており、運動量を武器とする鳥栖相手に、鹿島は限りある体力をどう使うかもカギを握ると言えるだろう。
文:totoONE編集部
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