ヨーロピアンF3:2018年は計24台がエントリー。佐藤万璃音が唯一の日本人ドライバーとして参戦

AUTOSPORT web2018年3月20日(火)12時56分

 3月19日、FIAヨーロピアンF3選手権の2018年シーズンエントリーリストが発表された。今シーズンは6チーム24台で争われる。


 2017年のチームチャンピオンであるプレマパワーは、セオドール・レーシングとコラボレーションし、プレマ・セオドール・レーシングとして参戦。“皇帝”ミハエル・シューマッハーの息子、ミック・シューマッハーを始め、5名のドライバーを起用している。


 昨シーズン、ランド・ノリスをドライバーチャンピオンに押し上げたカーリンは6台体制でエントリー。2017年に優勝を遂げているユアン・ダルバラやフェルディナンド・ハプスブルクのほか、新人のニキータ・トロイツキなどを起用した。

2018年もモトパークからFIAヨーロピアンF3選手権に参戦する佐藤万璃音


 2017年のFIA F3ワールドカップを制したモトパークも6名のドライバーを起用。マカオウイナーのダニエル・ティクトゥムや佐藤万璃音などが名を連ねた。なお、万璃音は今シーズン、シリーズに唯一フル参戦する日本人ドライバーとなりそうだ。


 ハイテックGPは昨年、全日本F3選手権でドライバーズランキング3位を獲得したアレックス・パロウなどの3台体制、ファン・アメルスフールトも3台体制で参戦する。なお、ファン・アメルスフールトは1台のドライバーがTBA(後日発表)とされている。


 そのほか、メーコン・モータースポーツが5年ぶりにシリーズへ復帰。ADAC F4で優勝経験のあるジュリアン・ハンザを起用している。


 2018年のユーロF3は、3月末にハンガリーとオーストリアで公式合同テストが行われた後、5月12〜13日のフランス・ポー大会で幕を開ける。


■2018FIAヨーロピアンF3 シリーズエントリーリスト(3月19日時点)



















































































































































































No.TeamDriverEngineRookie
1プレマ・セオドール・レーシングG.チョウメルセデスベンツ
3モトパークS.フェルナンデスフォルクスワーゲンR
4プレマ・セオドール・レーシングM.シューマッハーメルセデスベンツ
7プレマ・セオドール・レーシングR.アーロンメルセデスベンツ
8プレマ・セオドール・レーシングM.アームストロングメルセデスベンツR
9カーリンJ.ダルバラフォルクスワーゲン
10プレマ・セオドール・レーシングR.シュワルツマンメルセデスベンツR
11カーリンS.フェネストラフォルクスワーゲンR
12ファン・アメルスフールトA.ペトロフメルセデスベンツR
13モトパークF.シェーラーフォルクスワーゲンR
15ファン・アメルスフールトK.アンドレスメルセデスベンツ
16カーリンN.トロイツキーフォルクスワーゲンR
17カーリンD.デフランチェスコフォルクスワーゲン
18メーコンJ.ハンザフォルクスワーゲンR
23モトパークJ.アバディーンフォルクスワーゲンR
24カーリンA.バイッドヤーナサンフォルクスワーゲンR
27モトパークD.ティクトゥムフォルクスワーゲン
33モトパーク佐藤万璃音フォルクスワーゲン
39ハイテックGPA.パロウメルセデスベンツ
44モトパークJ.ビップスフォルクスワーゲンR
62カーリンF.ハプスブルクフォルクスワーゲン
65ハイテックGPE.アーメドメルセデスベンツR
77ハイテックGPB.ヒンジュリーメルセデスベンツR
ファン・アメルスフールトTBAメルセデスベンツ


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