日本戦へ負傷者続出も揃った強力な面々…“南米の雄”コロンビア代表の猛者たち
サッカーキング2019年3月21日(木)13時29分
日本と対戦するコロンビア代表は負傷者が続出するも強力なメンバーが揃った [写真]=Getty Images
負傷者が相次いでいる。日本代表と22日に対戦するコロンビア代表は、守護神のダビド・オスピナ、右SBサンティアゴ・アリアス、ロシア・ワールドカップで日本から直接FKを決めたフアン・フェルナンド・キンテーロが所属クラブの試合で負傷。アジア遠征不参加となった。
それでも、“南米の雄”の顔ぶれを見ると「緊急事態」とは言い難い。日本戦へのメンバーに名を連ねたのは、いずれも世界トップクラスの実力を誇る猛者たちだ。
写真=ゲッティイメージズ
ジェイソン・ムリージョ(バルセロナ/スペイン)
足下のテクニックとスピードを兼ね備え、対人プレーで強さ見せるDF。2015年のコパ・アメリカでは、ブラジル戦で決勝点をマークするなど活躍し、最優秀若手選手賞と大会ベストイレブンを受賞した。昨年12月21日、バレンシアからバルセロナへ今シーズン限りのレンタル移籍で加入した。
ジェリー・ミナ(エヴァートン/イングランド)
ロシアW杯では、DFながらグループステージ第2節から決勝トーナメント1回戦まで3試合連続で得点を記録。全てがヘディングによるゴールだったことが示す通り、195cmの長身を活かし攻守で存在感を放つ。昨夏、バルセロナからエヴァートンに移籍し、リーグ戦12試合に出場している。
ダビンソン・サンチェス(トッテナム/イングランド)
2017年、クラブレコードの4200万ポンド(約61億円)でトッテナムに加入。22歳ながらすでに主力としてプレーを続けている。スピード、高さ(身長187cm)、球際の強さを併せ持ち、1対1の場面では圧倒的な強さを誇る。20歳でコロンビア代表デビューを飾っており、将来が期待される次世代のスター候補だ。
ウィルマル・バリオス(ゼニト/ロシア)
広い守備範囲とボール奪取能力の高さから、ボカ・ジュニオルス在籍時に「コロンビアのカンテ」と称されたMF。ロシアW杯の日本戦では、前半のうちにMFフアン・クアドラードとの交代で途中出場していた。昨年10月にはレアル・マドリードへの移籍が噂されるなど、ビッククラブからも注目されていたが、今年1月にゼニトへの移籍した。
ハメス・ロドリゲス(バイエルン/ドイツ)
ワールドカップでは2大会連続でコロンビア代表の“10番”を託された司令塔。2014年ブラジルW杯の日本戦では1ゴール2アシストを記録した。直近のリーグ戦(マインツ戦)でハットトリックをマークし来日。日本戦へ向けて好調をキープしている。
ジェフェルソン・レルマ(ボーンマス/イングランド)
圧倒的なスタミナを武器に相手のチャンスを潰す中盤の壊し屋。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックやロシアW杯にも出場した。今シーズン開幕前にはレバンテからボーンマスへクラブレコードの2500万ポンド(約35億円)で移籍。プレミア挑戦1年目ながらここまで23試合に出場している。
ラダメル・ファルカオ(モナコ/フランス)
代表通算32得点を挙げているコロンビア最強の点取り屋。絶妙なポジショニングとパスを引き出す動き出しのタイミングを駆使して、1チャンスでゴールを陥れる。所属するモナコは残留を争う苦しいシーズンを送っているが、ファルカオは12ゴールと得点力は今なお健在。
ルイス・ムリエル(フィオレンティーナ/イタリア)
今年1月、セビージャからフィオレンティーナにレンタル移籍して以降、リーグ戦9試合に出場し6ゴールを挙げている。両サイドやトップ下でもプレー可能な技巧派のストライカーで、ボックス内で勝負するファルカオのサポートや戦術の幅を広げるオプションとして重宝されている。
ドゥバン・サパタ(アタランタ/イタリア)
今シーズンは8試合連続を含む17ゴールを記録。セリエAの得点ランキングでは、ファビオ・クアリアレッラ、クリスティアーノ・ロナウド、クリシュトフ・ピョンテクに続く4位と大ブレークを果たした。空中戦ではコロンビア代表FW陣の中でも屈指の強さを誇り、ムリエルと同じく攻撃に新たなオプションを加えるストライカーだ。
カルロス・ケイロス監督
U-20ポルトガル代表で世界制覇を経験した名将。1996年からの2年間は名古屋グランパスの監督を務めた他、レアル・マドリードを指揮した経歴を持つ。2011年からイラン代表の指揮を執ると、サルダル・アズムンら若手を育成しながら継続的にチームを強化させてきた。AFCアジアカップUAE2019では準決勝で日本と対戦し、0-3で敗戦。直後にイラン代表監督を辞任し、コロンビア代表監督に就任した。
それでも、“南米の雄”の顔ぶれを見ると「緊急事態」とは言い難い。日本戦へのメンバーに名を連ねたのは、いずれも世界トップクラスの実力を誇る猛者たちだ。
写真=ゲッティイメージズ
ジェイソン・ムリージョ(バルセロナ/スペイン)
足下のテクニックとスピードを兼ね備え、対人プレーで強さ見せるDF。2015年のコパ・アメリカでは、ブラジル戦で決勝点をマークするなど活躍し、最優秀若手選手賞と大会ベストイレブンを受賞した。昨年12月21日、バレンシアからバルセロナへ今シーズン限りのレンタル移籍で加入した。
ジェリー・ミナ(エヴァートン/イングランド)
ロシアW杯では、DFながらグループステージ第2節から決勝トーナメント1回戦まで3試合連続で得点を記録。全てがヘディングによるゴールだったことが示す通り、195cmの長身を活かし攻守で存在感を放つ。昨夏、バルセロナからエヴァートンに移籍し、リーグ戦12試合に出場している。
ダビンソン・サンチェス(トッテナム/イングランド)
2017年、クラブレコードの4200万ポンド(約61億円)でトッテナムに加入。22歳ながらすでに主力としてプレーを続けている。スピード、高さ(身長187cm)、球際の強さを併せ持ち、1対1の場面では圧倒的な強さを誇る。20歳でコロンビア代表デビューを飾っており、将来が期待される次世代のスター候補だ。
ウィルマル・バリオス(ゼニト/ロシア)
広い守備範囲とボール奪取能力の高さから、ボカ・ジュニオルス在籍時に「コロンビアのカンテ」と称されたMF。ロシアW杯の日本戦では、前半のうちにMFフアン・クアドラードとの交代で途中出場していた。昨年10月にはレアル・マドリードへの移籍が噂されるなど、ビッククラブからも注目されていたが、今年1月にゼニトへの移籍した。
ハメス・ロドリゲス(バイエルン/ドイツ)
ワールドカップでは2大会連続でコロンビア代表の“10番”を託された司令塔。2014年ブラジルW杯の日本戦では1ゴール2アシストを記録した。直近のリーグ戦(マインツ戦)でハットトリックをマークし来日。日本戦へ向けて好調をキープしている。
ジェフェルソン・レルマ(ボーンマス/イングランド)
圧倒的なスタミナを武器に相手のチャンスを潰す中盤の壊し屋。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックやロシアW杯にも出場した。今シーズン開幕前にはレバンテからボーンマスへクラブレコードの2500万ポンド(約35億円)で移籍。プレミア挑戦1年目ながらここまで23試合に出場している。
ラダメル・ファルカオ(モナコ/フランス)
代表通算32得点を挙げているコロンビア最強の点取り屋。絶妙なポジショニングとパスを引き出す動き出しのタイミングを駆使して、1チャンスでゴールを陥れる。所属するモナコは残留を争う苦しいシーズンを送っているが、ファルカオは12ゴールと得点力は今なお健在。
ルイス・ムリエル(フィオレンティーナ/イタリア)
今年1月、セビージャからフィオレンティーナにレンタル移籍して以降、リーグ戦9試合に出場し6ゴールを挙げている。両サイドやトップ下でもプレー可能な技巧派のストライカーで、ボックス内で勝負するファルカオのサポートや戦術の幅を広げるオプションとして重宝されている。
ドゥバン・サパタ(アタランタ/イタリア)
今シーズンは8試合連続を含む17ゴールを記録。セリエAの得点ランキングでは、ファビオ・クアリアレッラ、クリスティアーノ・ロナウド、クリシュトフ・ピョンテクに続く4位と大ブレークを果たした。空中戦ではコロンビア代表FW陣の中でも屈指の強さを誇り、ムリエルと同じく攻撃に新たなオプションを加えるストライカーだ。
カルロス・ケイロス監督
U-20ポルトガル代表で世界制覇を経験した名将。1996年からの2年間は名古屋グランパスの監督を務めた他、レアル・マドリードを指揮した経歴を持つ。2011年からイラン代表の指揮を執ると、サルダル・アズムンら若手を育成しながら継続的にチームを強化させてきた。AFCアジアカップUAE2019では準決勝で日本と対戦し、0-3で敗戦。直後にイラン代表監督を辞任し、コロンビア代表監督に就任した。
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