アウディジャパン、2017年のカスタマープログラムを発表。今季もSGT/S耐チームをサポート
アウディジャパンは3月24日、スーパーGT公式テストが開催されている富士スピードウェイで、2018年のカスタマーレーシングプログラムについて発表した。2018年もスーパーGTではGT300クラスに参戦するアウディR8 LMSの2チーム、スーパー耐久ではR8 LMSでST-Xに参戦する1チーム、そしてRS3 LMSで参戦する3チームをサポートする。
スーパーGT、スーパー耐久に参戦するチームへのサポートを通じて、サブブランドであるアウディスポーツの認知向上・イメージ強化を狙うアウディジャパンは、2018年もスーパーGTではR8 LMSで参戦するAudi Team Hitotsuyama、そしてTeam TAISANの2チームをサポートする。
すでに発表されているとおり、Hitotsuyama Audi R8 LMSはリチャード・ライアン/富田竜一郎のコンビに加え、Cドライバーに篠原拓朗を起用。また、TAISAN R8 FUKUSHIMAは山田真之亮/川端伸太朗というフレッシュなコンビで挑む。この日はTeam TAISANにスーパーバイザーとして加入、今回のテストではCドライバーも務めている中野信治も姿をみせた。
また、スーパー耐久では、ST-Xクラスにはフェニックスレーシング・アジアから3台のR8 LMSが参戦。アレックス・ユーンやアンドレ・クート等お馴染みのプロドライバーも参戦する。また、ST-TCRでは、バースレーシングプロジェクト、Audi Team DreamDrive、Audi Team DreamDrive Noahの3チームが参戦することになった。
一方、アウディジャパンではこの発表会のなかで、次世代のジェントルマンドライバーに“夢の第一歩を提供する”チャンスとして、『Audi race experience』というプログラムを行うと発表した。これは、これまでも行われてきた『Audi driving experience』の一環として、サーキットトライアルの優勝者1名に、TCR車両でのレース参戦尾チャンスが与えられるというものだ。
アウディジャパンは、2016年から毎戦・毎テストに、カスタマーチームをサポートするべく、2500アイテム/8000点のパーツを積んだトレーラーをサーキットに運び込んでおり、チームにも好評を博している。今季も積極的なサポートで、国内モータースポーツを盛り上げてくれることになりそうだ。
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