初号機カラーがS耐にカムバック。エヴァレーシング、Audi Team SHOW APEXとのタッグでST-TCRに参戦

2024年4月5日(金)11時0分 AUTOSPORT web

 ラナ エンタテインメントは4月5日、エヴァンゲリオンレーシングがAudi Team SHOW APEXと提携し、初号機カラーのアウディRS3 LMSで2024年シーズンのENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONEに参戦すると発表した。


 エヴァンゲリオンレーシングは、人気アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのプロモーションタイアップにより結成したレーシングチームだ。これまでに国内最高峰レースシリーズのひとつであるスーパーGTや、二輪の鈴鹿8時間耐久ロードレースなどへの参戦経験があり、今季2024年についてもすでに、四輪ドリフト競技のFDJフォーミュラドリフトジャパンに向けた参戦体制をアナウンスしている。

エヴァンゲリオンレーシングは4月5日、Audi Team SHOW APEXとのタッグで2024年のスーパー耐久シリーズST-TCRクラスに参戦すると発表した


 今回の発表はこれに続くもので、同チームが今シーズン行うもうひとつのプログラムの体制が明らかになった。冒頭で述べたとおりエヴァンゲリオンレーシングは、Audi Team SHOW APEXとのタッグでスーパー耐久シリーズ参戦する。登録クラスは、グローバル規格のTCRレギュレーションに準拠したマシンを用いるST-TCRだ。


 Audi Team SHOW APEXのエントラント名で、シリーズ第2戦の富士24時間レース(ST-TCRクラスは今季1戦目にあたる)から第7戦S耐ファイナル富士までの計6戦を戦っていくチームは、ST-TCRクラスに『エヴァRT初号機Audi RS3 LMS』を投入する。このマシンはエヴァンゲリオンレーシングではおなじみの“初号機カラー”となる予定だ。


 カーナンバー430番のアウディのステアリングを握るのは、西村元希、田ヶ原章蔵、加賀美綾佑、霜野誠友、藤原能成、木村貴洋の6名。彼らはチームを率いる澤田栄宏監督の下でシリーズチャンピオンを目指していくこととなる。


 エヴァンゲリオンレーシングでは2024年も個人スポンサーを募集している。一口3000円から100万円までの間に4つのプランが用意されており、チームのレプリカシャツやキャップ、ステッカーセットなどのリターンが設定される。目玉のひとつにはスーパー耐久参戦マシンであるエヴァRT初号機Audi RS3 LMSの走行体験ができるものもある。詳しくは応援通販サイト『サポルト(https://supporto.click)』を確認してほしい。


■スーパー耐久シリーズ2024 参戦体制


参戦クラス:ST-TCR
エントラント名:Audi Team SHOW APEX
マシン名:エヴァRT初号機Audi RS3 LMS
カーナンバー:430
ドライバー:西村元希、田ヶ原章蔵、加賀美綾佑、霜野誠友、藤原能成、木村貴洋
監督:澤田栄宏
チーフエンジニア:米田実
エグゼクティブアドバイザー:須藤克洋

上段左から西村元希、田ヶ原章蔵、加賀美綾佑。下段左から霜野誠友、藤原能成、木村貴洋
初号機カラーをまとう『エヴァRT初号機Audi RS3 LMS』のカラーリングイメージ


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