F1 Topic:オーストラリアGP予選でトロロッソ・ホンダの2人はどれだけ挽回できるのか?
セクター3でタイヤのオーバーヒートに悩まされたトロロッソ・ホンダの2人。考えられる理由は、コースの前半区間で攻めすぎたか、他車に比べてマシンのダウンフォースが少ないかだ。そこでトロロッソの2台のフリー走行2回目の最高速度を調べてみた。
スピードトラップ(1コーナー123m手前)
1位 ベッテル 322.3km/h
4位 ガスリー 317.4km/h
8位 ハートレー 314.9km/h
20位 アロンソ 307.5km/h
最高速はパワーユニットの馬力と車体の空気抵抗が大きく関係しているため、これだけでダウンフォース量はわからないが、ホンダPUがメルセデスやフェラーリと同じレベルにないという現実を考えれば、オーストラリアGPの金曜日のトロロッソがマシンにあまりダウンフォースをつけていなかった可能性は高い。
それを物語るのは、各区間のセクタータイムだ。アルバートパークはセクター1が中速、セクター2が中高速、セクター3が中低速という特徴がある。各区間でのトロロッソの2人の順位は以下の通りだった(左からセクター1→セクター2→セクター3)。
ガスリー 28.1秒(13位)→23.1秒(10位)→34.3秒(17位)
ハートレー 28.1秒(14位)→23.1秒(12位)→34.4秒(18位)
2人とも中高速のセクター2が最も速く、低速区間のセクター3が最も遅いことから、ドライビングスタイルの違いやドライバーのエラーというよりも、マシンそのものが、高速よりのセッティングになっていたと考えられる。
ちなみにこのセクター3の区間タイムは、2人とも自己ベストをマークしたときのラップではなく、別の周回でマークしたもの。自己ベストをマークしたときのセクター3の区間タイムは2人とも34.6秒だった。つまり、区間タイムを3つともベストで揃えられれば、コンマ2〜3秒は上がる。
土曜日のメルボルンは午前中に降った雨も上がり、予選前の午後4時のコンデションはドライに。果たして、予選でトロロッソ・ホンダの2人がどんなタイムアタックを披露するのか、楽しみにしたい。
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