NASCAR第6戦:446周に渡りラップリーダー務めたフォードのケゼロウスキーが完勝。トヨタは3位
モンスターエナジーNASCARカップは3月24日、第6戦マーティンズビルが行われ、ブラッド・ケゼロウスキー(フォード・マスタング)が全ステージを制して完勝を果たした。
アメリカ西部での3連戦を終え、アメリカ東部での開催となった第6戦。舞台となったマーティンズビル・スピードウェイはシリーズ史上最短の1周0.526マイル(約850メートル)のショートオーバルだ。
決勝レースは130周、130周、240周の3ステージ合計500周で、予選トップ4をフォード陣営が独占する形で幕を開けた。
3番手からスタートしたケゼロウスキーはステージ1開始早々にトップにおどり出ると、その後は追いすがるチェイス・エリオット(シボレー・カマロZL1)を抑えきりトップチェッカーを受けた。
ケゼロウスキーはインターバルを挟んで迎えたステージ2でも圧倒的な速さを発揮。エリオットに代わって2番手に浮上したライアン・ブレイニー(フォード・マスタング)に0.88秒差をつけてステージ2も制してみせた。
勢いに乗るケゼロウスキーは最終ステージ3でもペースが落ちずにレースを支配。500周で争われた決勝レース中、446周でラップリーダーを務める圧倒ぶりで2019年シーズン2勝目、自身通算29回目のカップ戦勝利を成し遂げた。
「今日はマシンの感触が最高だった。オフシーズンの間、フォードはマスタングを本当に強いクルマに仕上げるべく努力を続けてきた。これまでのところ、その成果が出ているよ」とケゼロウスキー。
「今日は(エンジンビルダーの)ダグ・イエーツをはじめとするエンジン・スタッフに助けられた。彼らが懸命に働いてくれたおかげで、この結果を手にできたんだ」
「今日は(2位に入った)カーナンバー9、チェイス・エリオットが手ごわかった。彼のほうがマシンを仕上げていたかもしれないね」
「チェッカーまで残り200周くらいのタイミングで、彼に一度オーバーテイクされたけど、後ろでドライビングを分析して反撃することができた」
2位はエリオット、3位は第4〜5戦で連勝していたカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)だった。カイル・ブッシュは今大会でカップ戦出場1000レース目の節目だったが、勝利には届かなかった。
ただし、カイル・ブッシュはカップ戦決勝に先駆けて23日に行われたガンダー・アウトドアズ・トラック・シリーズ第4戦でトヨタ・タンドラを操り優勝。カップ、エクスフィニティ、トラックの3シリーズ合計の優勝回数を201勝としている。
2019年のモンスターエナジーNASCARカップ第7戦は3月31日、テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
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