幡地隆寛は”飛ばし屋”ならではのハードスペック 新投入ウェッジも好評価「柔らかくて、拾いやすい」
幡地隆寛のバックの中身を見てみよう(撮影:米山聡明)
<東建ホームメイトカップ 事前情報◇27日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>
アジアンツアーとオーストラレイジアPGAツアーの共催大会となる「ニュージーランドオープン」でアジアンツアー初優勝を果たした”飛ばし屋”幡地隆寛のバッグの中を覗いてみた。
クラブはすべてタイトリストでドライバーは『TSR4』。ロースピンが売りのヘッドで、3モデルある『TSR』シリーズのなかで一番小ぶりなヘッドだ。シャフトはフジクラの『ベンタスブラック 7X』。より叩けてバックスピン、弾道を抑えるこのシャフトもハードヒッター御用達。
3ウッドは『TSR2』よりヘッドは大きく許容性を備える『TSR2+』をチョイス。その次は3番の『TSR2ユーティリティ メタル』を入れており、シャフトは『ベンタスブラックHB 10TX』とこちらもかなりのハードスペックだ。
アイアンは3番のみ『620CB』とキャビティバックで4番から9番は『620MB』とマッスルバックだ。4~9番は鉛がべったり貼られており一見するとどこのアイアンか分からないほど。ウェッジは新製品となる『SM10』の46、54°、ウェッジワークスの61°の3本を投入。「以前より(打感が)柔らかくなった。あと下の番手に行けば行くほど丸みを帯びるんです。それもあってグリーン周りで拾いやすくなった」とお気に入り。この3本を初投入した「ニュージーランドオープン」で優勝を飾っている。
そしてボールは最も低スピンモデルとなる『Pro V1xレフトダッシュ』を使用。昨年までは『Pro V1x』を使っていたが「ロースピンで、しっかり打感もあって、球も強い。振った分だけ飛んでくれる」とより納得の弾道を手に入れた。「(レフトダッシュは)V1の球質に加えて、V1xの球の強さを合わせたようないいとこどり」とこちらも「ニュージーランドオープン」の優勝に一役買ったギアの1つとなった。(文・齊藤啓介)
【幡地隆寛のクラブセッティング】
1W:タイトリスト TSR4(10°ベンタス BK 7X)
3W:タイトリスト TSR2+(14.5°ベンタス BK 7X)
3U:タイトリスト TSR2(18°ベンタス BK HB 10TX)
3I:タイトリスト 620CB(DG EX ツアーイシュー)
4I~9I:タイトリスト 620MB(DG EX ツアーイシュー)
46,54°:ボーケイ SM10(46.10F,54.14F/DG EX ツアーイシュー)
61°:ボーケイ ウェッジワークス(DG EX ツアーイシュー)
PT:スコッティ・キャメロン Phantom X11Sツアープロトタイプ
BALL:タイトリスト Pro V1x レフトダッシュ
<ゴルフ情報ALBA Net>
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