スズキ一筋32年、加賀山就臣が全日本ロード引退を発表/東京モーターサイクルショー2022
3月25日、東京ビッグサイトで開催された『第49回東京モーターサイクルショー』のスズキブースで、『加賀山就臣の全日本ロードレース卒業』ステージが行われ、レーシングライダーの加賀山就臣が全日本ロードレース選手権の現役ライダーを引退することを発表した。
1974年生まれ、現在47歳の加賀山は、1990年(15歳)よりレース活動を開始させた。1993年にはスズキワークスでマシン開発を担当し、全日本ロードGP250、TT-F1にスポットで出場。1995年からは全日本ロードにフル参戦した。
1995年はスーパーバイク、1996年から1998年はGP250、1999年からは再びスーパーバイクに移り、2002年にはスーパーバイク プロトクラスに参戦した。
2003年からは、ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)、2005年からはスーパーバイク世界選手権(SBK)とヨーロッパを拠点に活動し、BSBに戻った2010年まで8年間海外レースを経験した。
この期間、1997〜1999年にはロードレース世界選手権GP250、GP500、2002〜2004年はMotoGPに多数スポット参戦。また、2001年の鈴鹿8耐では3位、2004年は2位、2007年には優勝を果たしている。
そして、2011年に国内に戻り、Team KAGAYAMAを発足。レーシングライダー兼チームオーナーとして、再び全日本ロードを中心に、鈴鹿8耐などさまざまなレース活動を行ってきた。
鈴鹿8耐は2011年に2位、2013年から3年間は連続で3位表彰台獲得を達成。JSB1000には11年間参戦し、2021年は第2戦鈴鹿2&4のレース1で3位表彰台を獲得。最年長表彰台記録を更新するなど、現在でも衰えず驚異的な活躍をし続けていた。
しかし、2022年全日本ロードのエントリーリストには加賀山の名前はなく、ヨシムラとTeam KAGAYAMAがタッグを組み、渡辺一樹を擁すYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINの代表・監督に就任することが明らかになった。
それ以降、加賀山はライダーとしての活動については言及していなかったが、今回の東京モーターサイクルショー2022で全日本ロードの現役ライダーは引退することを発表した。
「今日皆さんに伝えたかったことがあります。加賀山就臣は32年間こうやってレース続けてきましたけど、スズキとともにやってきましたけど、今年で全日本ロードレース、いわゆる勝つために、挑んできた方は、まず卒業というか、引退というかを決意した覚悟で新しくそのYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINを立ち上げたことになります」と加賀山。
しかし、Team KAGAYAMAとして2022年の鈴鹿8耐の出場権を行使している。全日本ロード以外のレースについてはわからないが、全日本ロードでは監督業に専念することとなった。
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