吉田正尚の豪快な”メジャー第1号”をMLB公式、指揮官も絶賛!「何が出来るかを証明した」
(C)Getty Images
「背番号7」のユニフォームでもポテンシャルを発揮した。
レッドソックスの吉田正尚が3月28日に行われたブレーブスとのオープン戦で、移籍後初本塁打を記録した。「4番・左翼」で出場したこの試合の初回、第1打席で1ボールからの2球目、外寄りの速球を捕らえ、高々と打ち上げると打球はバックスクリーン右へと吸い込まれた。
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、重要な場面でその打棒を奮い、スキルの高さをみせつけた吉田。目前に迫ったシーズン開幕への期待を十分に感じさせるバッティングとなった。
この吉田の「挨拶代わり」の一発はMLB公式サイト『MLB.com』も即座に反応しており、レッドソックスのアレックス・コーラ監督のコメントを交え、レポートしている。
同サイトでは「マサタカ・ヨシダはスプリングトレーニングのフィナーレである火曜日のゲームで、レッドソックスのユニフォームを着てそのバットで何ができるかを証明した」と初アーチを称えている。
その上で「この2ランは、ボストンのラインアップにとって、ヨシダがいかに貴重な存在であるかを示すものだった」と評した。
また、この後の打席ではフルカウントから内角の際どいボールを見極め、四球を選んでいる。ここでも吉田の真骨頂がみられている。この日の2打席の内容について語ったコーラ監督のコメントが紹介されており「(相手ピッチャーの)モートンはタフな投手だったが、その投手の速球を打ち返した。それから、四球で出塁したことも良い結果となった。彼はバッターボックスで何をすべきかを理解している。今シーズン、彼のパフォーマンスによって、私たちをどこに連れて行くのか楽しみだ」と絶賛している。
他にも同メディアは「WBCを見逃した人もいるかもしれないが、ヨシダは日本チームの優勝に欠かせない存在であった。ショウヘイ・オオタニの後ろでクリーンナップを務め、オールワールド・ベースボール・クラシック(大会ベストナイン)への選出につながる活躍をみせた」と世界一に貢献したパフォーマンスを振り返った。
さらに「今、29歳の彼は、メジャーリーグのレギュラーシーズンに向っており、その打撃力を新しいチームで発揮する準備ができている」として、コンディションの好調ぶりに言及し、記事を締め括っている。
WBC、オープン戦でみせたバッティングをみる限り、新シーズンへの期待は高まる一方だ。吉田のメジャー1年目、持ち前の高い打撃技術でどんなシーンをみせてくれるか、楽しみは膨らむばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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