敵地ファンの挑発に乗ってしまった? 大谷の328億円同僚、故障禍に続き今年も失態か
(C)Getty Images
卑劣な適地ファンの魔手にまんまとハメられてしまったのか。エンゼルスで大谷翔平の同僚アンソニー・レンドンが観客の男性の胸ぐらをつかみ、罵声を浴びせる動画がSNSなどで拡散された。
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オークランドコロシアムはバックネット裏に選手たちがクラブハウスへ引き上げる通路がある。3月30日の開幕戦は大谷が6回無失点と好投したものの援護がなく、降板後に救援投手陣が逆転を許して1—2で黒星発進。復活に期待がかかるレンドンは4番に座ったが、3打数無安打だった。日本でも大谷の活躍の一方でチームが低迷する様から「なお、エンゼルスは敗れた」を短縮した「なおエ」は相変わらずと騒がれたばかり。開幕投手が無失点で2桁奪三振を奪うのは大谷で史上26人目となったが、チームが敗れたのは初めてという歴史的敗戦でもあった。
試合中から執拗にヤジを浴びせられていたのだろうか。レンドンは動線のフェンス越しにアスレチックスのTシャツ姿の男性の胸ぐらをつかみ、「お前、俺に何て言っていた?クソヤローって言ったよな?言ってたさ。このクソヤローが!」と放送禁止用語を連発。首を横に振って否定する男性に対し、離れ際には空振りに終わったが顔をはたこうとする仕草もみられた。
動画はこの男性の連れが撮影していたのだろう。瞬く間にSNS上で拡散されていった。これを受けて各メディアや、元選手らが様々な声を寄せた。そしてMLB機構のスポークスマンはコメントは拒否した上で、機構がこの事態の調査に乗り出していることを認めたのだ。
レンドンは2019年に打率・319、34本塁打、126打点で打点王に輝き、ナショナルズのワールドシリーズ制覇に貢献。三塁のシルバースラッガー賞に輝き、ナ・リーグのMVP投票では3位に入った。このオフにFAとなり、エンゼルスに7年総額2億4500万ドル(約328億円)の超大型契約で加入した。高い期待を持って迎えられながら、故障が続き2021年は58試合の出場で打率・240、6本塁打。昨季は47試合で打率・229、5本塁打と期待を大きく裏切り続けていた。ファンからは格好な「口撃」対象であったともいえる。
今季は故障も癒え、完全復活へ向けて第一歩を踏み出す、とみられていた。ところが開幕戦でまさかの大失態。ファンと口論になるシーンは過去や日本のプロ野球でもみられたことはあるが、今回のレンドンは直接的な暴行はないものの、手を出していると判断されてもおかしくない。機構から出場停止などの何らかのペナルティーが科される恐れもゼロではない。敵地ファンからの卑劣な挑発で、復活への出はなをくじかれてしまうのか。レンドンは自らの口で今回の事態について説明する意向といい、本人の言葉や、機構の調査の行方が注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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