レヴァークーゼンが先勝で無敗継続…アタランタは敵地でリヴァプール撃破/EL準々決勝第1戦
サッカーキング2024年4月12日(金)8時18分
EL・準々決勝ファーストレグが各地で開催された [写真]=Getty Images/Icon Sport via Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグが11日に各地で開催された。
今ステージ唯一の同国対決、イタリア勢同士がぶつかったミランとローマの一戦は、17分にパウロ・ディバラの蹴った右コーナーキックからジャンルカ・マンチーニがヘッドで決めたゴールが決勝点となり、ローマが敵地で先勝。欧州コンペティションでの初対決を白星で飾った。ホームチームは87分にサムエル・チュクウェゼの突破から、オリヴィエ・ジルーがクロスバー直撃のシュートを放ったものの、ファーストレグは無得点で終了。セカンドレグで逆転を目指すこととなる。
現在プレミアリーグでも“三つ巴”となった白熱の優勝争いに身を置くリヴァプールは、ホームにアタランタを迎えた。試合は38分、右サイドを抜け出したダヴィデ・ザッパコスタの折り返しをジャンルカ・スカマッカがダイレクトで沈め、アタランタが先手を取る。後半に入ると立ち上がりはリヴァプールの時間となったが、61分にシャルル・デ・ケテラーレのアーリークロスをスカマッカがダイレクトで叩き込み、アタランタがリードを広げる。終盤の83分には相手のミスからマリオ・パシャリッチが決めて勝負あり。守備面でも得意のマンツーマンディフェンスで相手を抑えたアタランタが、パーフェクトな試合運びを見せ、敵地で大勝した。ホームチームのリヴァプールにとっては、本拠地『アンフィールド』での今季公式戦26試合目にして、痛恨の初黒星となっている。遠藤航は中盤の底で先発し、76分にディオゴ・ジョッタと交代した。
今季公式戦41試合を戦って、未だ無敗と圧倒的な強さを誇るレヴァークーゼンは、ブンデスリーガでも初優勝へ王手をかけたなか、ELではマルセイユと対戦した。試合は序盤にウェストハムがカウンターからチャンスを作ったものの、基本的にはレヴァークーゼンのペースで進む。怒涛の攻撃を続けながら、なかなかゴールネットを揺らすことはできなかったが、83分にはコーナーキックのこぼれ球をヨナス・ホフマンが蹴り込み、遂に均衡を破る。後半アディショナルタイムには、負傷から戻ってきたばかりのヴィクター・ボニフェイスにも得点が生まれ、2-0でタイムアップ。途中出場のホフマン、ボニフェイスが大仕事を果たし、レヴァークーゼンがホームで先勝した。
プリメイラ・リーガでも優勝の可能性を残すベンフィカ(ポルトガル)は、ホームでマルセイユと激突。試合は序盤の16分、右サイドをうまく崩したベンフィカが、ラファ・シルヴァの得点で先手を取る。1点リードで後半へ折り返すと、立ち上がりの52分には、カウンターの流れで右サイドからボールを持ち運んだアンヘル・ディ・マリアが、ダヴィド・ネレスとのパス交換から追加点をゲット。マルセイユは67分、スルーパスでアントニオ・シルヴァとうまく入れ替わったピエール・エメリク・オーバメヤンが、GKとの1対1を制す。背番号10の今大会10点目で1点を返したものの、反撃はここまで。ベンフィカがホームゲームを制したが、マルセイユもセカンドレグへ望みを繋ぐスコアで試合を終えている。
EL準々決勝・ファーストレグの結果は下記の通り。セカンドレグは1週間後の18日、ホームとアウェイを入れ替えて開催される。
■EL準々決勝・ファーストレグ
ミラン(イタリア) 0-1 ローマ(イタリア)
リヴァプール(イングランド) 0-3 アタランタ(イタリア)
レヴァークーゼン(ドイツ) 2-0 ウェストハム(イングランド)
ベンフィカ(ポルトガル) 2-1 マルセイユ(フランス)
【ハイライト動画】アタランタがアンフィールドで衝撃の3発大勝
今ステージ唯一の同国対決、イタリア勢同士がぶつかったミランとローマの一戦は、17分にパウロ・ディバラの蹴った右コーナーキックからジャンルカ・マンチーニがヘッドで決めたゴールが決勝点となり、ローマが敵地で先勝。欧州コンペティションでの初対決を白星で飾った。ホームチームは87分にサムエル・チュクウェゼの突破から、オリヴィエ・ジルーがクロスバー直撃のシュートを放ったものの、ファーストレグは無得点で終了。セカンドレグで逆転を目指すこととなる。
現在プレミアリーグでも“三つ巴”となった白熱の優勝争いに身を置くリヴァプールは、ホームにアタランタを迎えた。試合は38分、右サイドを抜け出したダヴィデ・ザッパコスタの折り返しをジャンルカ・スカマッカがダイレクトで沈め、アタランタが先手を取る。後半に入ると立ち上がりはリヴァプールの時間となったが、61分にシャルル・デ・ケテラーレのアーリークロスをスカマッカがダイレクトで叩き込み、アタランタがリードを広げる。終盤の83分には相手のミスからマリオ・パシャリッチが決めて勝負あり。守備面でも得意のマンツーマンディフェンスで相手を抑えたアタランタが、パーフェクトな試合運びを見せ、敵地で大勝した。ホームチームのリヴァプールにとっては、本拠地『アンフィールド』での今季公式戦26試合目にして、痛恨の初黒星となっている。遠藤航は中盤の底で先発し、76分にディオゴ・ジョッタと交代した。
今季公式戦41試合を戦って、未だ無敗と圧倒的な強さを誇るレヴァークーゼンは、ブンデスリーガでも初優勝へ王手をかけたなか、ELではマルセイユと対戦した。試合は序盤にウェストハムがカウンターからチャンスを作ったものの、基本的にはレヴァークーゼンのペースで進む。怒涛の攻撃を続けながら、なかなかゴールネットを揺らすことはできなかったが、83分にはコーナーキックのこぼれ球をヨナス・ホフマンが蹴り込み、遂に均衡を破る。後半アディショナルタイムには、負傷から戻ってきたばかりのヴィクター・ボニフェイスにも得点が生まれ、2-0でタイムアップ。途中出場のホフマン、ボニフェイスが大仕事を果たし、レヴァークーゼンがホームで先勝した。
プリメイラ・リーガでも優勝の可能性を残すベンフィカ(ポルトガル)は、ホームでマルセイユと激突。試合は序盤の16分、右サイドをうまく崩したベンフィカが、ラファ・シルヴァの得点で先手を取る。1点リードで後半へ折り返すと、立ち上がりの52分には、カウンターの流れで右サイドからボールを持ち運んだアンヘル・ディ・マリアが、ダヴィド・ネレスとのパス交換から追加点をゲット。マルセイユは67分、スルーパスでアントニオ・シルヴァとうまく入れ替わったピエール・エメリク・オーバメヤンが、GKとの1対1を制す。背番号10の今大会10点目で1点を返したものの、反撃はここまで。ベンフィカがホームゲームを制したが、マルセイユもセカンドレグへ望みを繋ぐスコアで試合を終えている。
EL準々決勝・ファーストレグの結果は下記の通り。セカンドレグは1週間後の18日、ホームとアウェイを入れ替えて開催される。
■EL準々決勝・ファーストレグ
ミラン(イタリア) 0-1 ローマ(イタリア)
リヴァプール(イングランド) 0-3 アタランタ(イタリア)
レヴァークーゼン(ドイツ) 2-0 ウェストハム(イングランド)
ベンフィカ(ポルトガル) 2-1 マルセイユ(フランス)
【ハイライト動画】アタランタがアンフィールドで衝撃の3発大勝
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