BTCCに参戦するフォードとヒュンダイが、新体制となる2021年仕様カラーを初披露
2021年は心機一転、新興のエクセラー8・モータースポーツに移籍し、ヒュンダイi30 Fastback N Performance(i30ファストバックN パフォーマンス)のリードドライバーに就任したトム・イングラムは、おなじみのカラースキームを採用した新たな愛機を披露。一方、元F1ドライバーのマーク・ブランデル率いるMBモータースポーツは、こちらも2021年からスイッチするフォード・フォーカスSTの新カラーリングを公開した。
2020年からTOYOTA GAZOO Racing(TGR)のステータスを得て、TOYOTA GAZOO Racing UK・ウィズ・ギンスターズとして戦ったイングラムは、2度のインディペンデント・タイトルを獲得したスピードワークス・モータースポーツ(SWM)を離れ、自身のBTCCキャリア初のチーム移籍を決断した。
トヨタ・アヴェンシス時代から7年間にわたってシングルカー体制で戦ったイングラムは、トヨタ陣営の顔として通算16勝を挙げ、総合でもドライバーズランキング最上位2位という、まさに“孤軍奮闘”と表現するにふさわしい活躍を演じてきた。
そのSWMと「商業上の懸案事項が相反する」ため、2021年向けに契約更新を行わないと決めたイングラムは、長年のスポンサーであるギンスターズとハンスフォード・センサーに支えられ、昨季までトヨタ・カローラBTCCが採用していたスキームを、そのままヒュンダイに移植する方法を選択した。
「ついに新しいi30ファストバックNをこの目で見ることができて素晴らしい気分だ。ヒュンダイにもこのカラーリングが似合っていると思うし、本当にクールだね」と、その仕上がりに満足げな言葉を述べたイングラム。
「今では明らかに認識を広め、おなじみとなったデザインだけど、まったく別のクルマに適用しても良い感じだ。止まっていてもスピード感がある部分が気に入っているんだ」と続けたイングラム。
すでにオフシーズンのプライベートテストを進行中のイングラムは、このヒュンダイi30ファストバックN パフォーマンスとエクセラー8・モータースポーツのチーム内で「快適に過ごせている」と語った。
■フォーカスSTで昨季2勝を挙げたオリー・ジャクソン「さらなる勝利を重ねられるはず」
「当然、ここ数年は彼らともパドックで顔を合わせる仲だったし、彼らのジュニアドライバー・プログラムの講師として指導コーチを務めたこともある。だからほとんどのメンバーの顔を知っていたんだ。それにエンジニアは両手を広げて僕を歓迎してくれた。正直なところ、もう何年もここにいるような気がするよ」とイングラム。
「先月にはスネッタートンでi30ファストバックNを初体験したが、良いベースラインを確立し、クルマへの理解を高めることができた。今後も2021年のアップデートを評価し、ふたりのチームメイトとともにライバルに比してどんな位置にいるのか、早く知りたくてウズウズしているよ!」
一方、2020年からBTCCに新規参入を果たし、MBモータースポーツ・アクセラレーテッド・バイ・ブルー・スクエアのエントリー名でFK2型のホンダ・シビック・タイプRを走らせてきたチームは、今季からモーターベース・パフォーマンスの車両2台を引き継ぎ、フォード・フォーカスSTへスイッチする。
ドライバーには昨季までFK2シビックのステアリングを握り、複数の表彰台を獲得してランキング7位に喰い込んだジェイク・ヒルが残留し、もう1台にはモーターベースからスライドのオリー・ジャクソンを起用する。
「ようやく2021年仕様をラウンチすることができてうれしい。フォード・フォーカスSTのマシンビルドの工程を確認し、テストを通じて得た手応えには本当に満足している。昨季の成功を引き継ぎ、さらに飛躍させるだけの競争力を備えているクルマだからね!」とヒルが語れば、そのフォーカスSTで昨季2勝を挙げたジャクソンも「さらなる勝利を重ねられるはずだ」と続けた。
「今季のチーム体制にはワクワクする。マシンの見た目は素晴らしく、このルックスと同じぐらい上手くドライビング出来れば、良いシーズンになりそうだ。昨年はデビューシーズンだったマシンで勝利を挙げたし、できる限りその開発を前進させ、強力な結果を手にしたいと考えている」
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