ドジャースが敵地9連戦で大きく勝ち越し!大谷翔平の存在感、下位打線の奮起も要因に「もっとも危険なチームだと改めて証明」
2024年5月3日(金)19時0分 ココカラネクスト

大谷はこの遠征で2本の本塁打を放った (C)Getty Images
ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースは、先月下旬から今月にかけて行われた、ナショナルズ、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックスの3カードを7勝2敗と大きく勝ち越した。
【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン
リーグ、さらに国境を跨ぐ長期ロード9連戦にもかかわらず、好成績を残している。それ以前に行われていた、ホームでの9試合では3勝6敗と負け越しており、まさに対照的な結果となった。
勢いを取り戻し、休養日の後ふたたびドジャースタジアムでの戦いに臨むドジャースに対し、いよいよ“本領発揮”とみる識者の見解もあるようだ。米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が「遠征で調子を上げ、期待に応えている」とドジャースのチーム状況を評している。
現地時間5月2日(日本時間3日)、同サイト上においてナイチンゲール氏は、「ナショナル・リーグ西地区のトップクラスであること、そしておそらくこの地で最も危険なチームであることを改めて証明した」と称えており、「彼らは9試合中7試合に勝っただけでなく、合計スコア53-19で相手を打ちのめした」と振り返っている。
この9連戦、ドジャースは主力や準レギュラー等、多くの選手によるチームへの貢献があったと指摘するナイチンゲール氏は、懸念されていた下位打線の奮闘をクローズアップする。「ルーキーのアンディ・パヘスは、この遠征の全試合に先発出場し、直近の8試合で打率.364、5本塁打、7RBIを記録した。彼に加え、ミゲル・ロハスとキケ・ヘルナンデスが9試合中6試合に先発し、下位打線のトリオは打率.333、出塁率.386を記録した」と記すとともに、「中位、下位打線も致命的であることが証明された」と強調している。
さらに、連勝中には2日連続で先発全員安打を記録するなど、好調を維持した打線について、「4試合で8得点以上を記録し、18年ぶりに全打者無三振を達成した」と称えるとともに、捕手のオースティン・バーンズが、「ラインナップ全体が離陸したようなものだ」と語った言葉も紹介。
加えてナイチンゲール氏は、9連戦最後のゲームで今季初の休養となった大谷翔平の存在にも言及。遠征では2本塁打を放つも、併殺打や三振も多かったと指摘しながらも「オオタニが人間であることを証明した」として、への「7億ドルの男が2番を打っていることも(打線の)助けになる」と主張している。
現在、打撃陣が記録している、チーム打率.271、177得点はいずれも両リーグ通じてトップの数字。ここからドジャースタジアムでの6試合でも、その破壊力で白星を呼び込むことができれば、チームはさらに上昇気流に乗るはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
関連記事(外部サイト)
- 大谷翔平の“資金”で豪遊三昧 水原容疑者から送金を得た胴元の行動に愕然「ミズハラが隠蔽しようとしたカネもギャンブルに消えた」
- 「これぞパワーカップル!」 大谷翔平が夫妻2ショットで見せた"異次元の存在感"に米メディアからも驚嘆の声「エレガントが過ぎる」
- 「またもや見事な投球」今永昇太が防御率「0.78」でメジャートップに! 日本人では3人目の先発デビューから無傷5連勝
- MLB開幕1か月の「パワーランキング」を米メディアが発表 “激動”の日々を乗り越えた大谷翔平を高評価「3度目のMVPにも挑戦できるだろう」
- 「兄弟」から「嘘つき」への転落 違法賭博問題で解雇された水原一平氏が漏らしていた\"本音\"とは