開催地・宇佐市に思い馳せる?藤井聡太名人は「鏝絵の町」注文 永瀬拓矢九段は“USA産”スイーツ&ドリンク大量オーダー
2025年5月17日(土)11時38分 ABEMA TIMES

将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第4局が5月17日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で行われている。午前10時のおやつの時間には、藤井名人が「鏝絵(こてえ)の町」、永瀬九段が「いちごモンスター」「ゴロゴロ苺のミルキーシェイク」「USA産ブルーベリーフローズン」を注文した。
宇佐神宮御鎮座1300年記念として開催されている名人戦第4局。開催地の宇佐市では、「宇佐のおもてなし」として勝負めし、勝負スイーツ、勝負ドリンク各種をメニューブックにまとめて対局者に提供している。
勝負スイーツ全16種の中から、藤井名人は「鏝絵の町」と「宇佐ブレンドコーヒー(アイス)」を注文した。「鏝絵の町」はパイ生地で餡子を包み、表面に鏝の版を押して焼き上げた和洋折衷のお菓子。鏝絵とは、宇佐市の山間部に位置する安心院(あじむ)盆地一帯で、家の漆喰の壁面に鏝を顔料を入れて色漆喰を作り、盛り上げた浮き彫りを施して彩色をしたもの指す。明治時代初頭に盛んに制作され、今でも安心院地域には70を超える鏝絵が残っているという。図柄には幸福を招くものや、魔除け、子孫繁栄などの願いを込めた題材が存在すると言われている。

開催地に思いを馳せたと思われるおやつメニューのチョイスとあり、ファンも興味津々。ABEMAの視聴者からは「うまそうだなこれ」「パイ生地の和菓子はおいしいから好き」「22歳の選ぶおやつと思えんww」「お土産によさそう」などのコメントが寄せられていた。
一方、永瀬九段はスイーツとドリンク計3種を注文。「いちごモンスター」は大分県限定品種のイチゴ“ベリーツ”をふんだんに使用したパフェで、きび糖アイスや生クリームとの相性も抜群だ。

さらに、「ゴロゴロ苺のミルキーシェイク」は地元のイチゴ農園自慢のドリンクで、自家製イチゴソースとクリーミーな濃厚ミルクを絶妙なバランスで仕上げた“贅沢シェイク”となっている。さらに、「USA産ブルーベリーフローズン」はその名の通り宇佐市産で糖度14度以上のブルーベリーが使われており、いずれも甘味と酸味は対局中の気分転換にはピッタリ。彩鮮やかなスイーツでリフレッシュを図っていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)