なぜそこに!?昼食休憩中の挑戦者・永瀬拓矢九段の姿が話題に「あれ?永瀬?」「記録じゃねえw」
2025年5月17日(土)13時51分 ABEMA TIMES

なぜそこに!?記録係の席に座ったまさかの人物に、ファンが混乱状態となった。将棋の第83期名人戦七番勝負第4局が5月17日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で行われている。昼食休憩中の対局室には、記録席に挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が着座。視聴者を驚かせていた。
防衛3連覇を目指す藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬九段が挑戦する注目のシリーズ第4局。本局は御鎮座1300年記念として大分県宇佐市の「宇佐神宮」が舞台となっている。七番勝負は藤井名人が開幕から3連勝とロケットスタート。早くも防衛に“王手”をかけており、宇佐が決着の地となる可能性もある。
そんな重要局は、藤井名人の先手番で「角換わり」の出だしに。第2局とは形の異なる先手から角交換する△三金型の角換わりが志向された。藤井名人は今後の方針を決める勝負所とあり、昼食休憩前から大長考。そのまま昼食休憩に突入することとなった。
昼食休憩は正午から1時間設けられているが、永瀬九段は“勝負めし”の「宇佐神宮の色・紅白まぶし名産添え」を早々に食べ終え対局室へ。すると自分の席には着かず、記録係の席へと向かった。
姿勢を正して棋譜とタブレットに視線を落とす姿は、記録係そのもの。ABEMAの中継映像でもその様子がとらえられていたが、まさかの“記録係・永瀬九段”の姿に、視聴者も「永瀬?」「あれ?永瀬?」「永瀬記録してたw」「記録じゃねえw」と混乱状態となっていた。
この様子に、中継に出演した本田小百合女流四段も「永瀬九段が記録係の席に座っていたのが気になっていて…」と興味津々。解説の佐々木大地七段は「藤井名人がどこで時間を使っているのか、棋譜を見てたのでは?自分は6分しか使っていないので棋譜も予定通りだと思いますし時間の使い方も気にしてないと思いますが、シリーズを戦うにあたって序盤の工夫をするポイントを見ているんだと思います。どこで止まったかというところで、どれくらいの深さで掘り下げていたのか、というところを見ていたんだと思います」と対局者の行動について言及していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)