藤井聡太名人、防衛3連覇達成なるか!先手番得た永瀬拓矢九段が初勝利へ繋げるか 注目の“指し直し局”開始/将棋・名人戦第4局

2025年5月18日(日)9時1分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第4局が5月18日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で指し直し局を開始した。注目の一戦は対局1日目の17日午後5時3分に千日手が成立。18日午前9時からの指し直し局は、先後を入れ替え永瀬九段の先手番で始まった。

【映像】藤井名人VS永瀬九段 注目の指し直し局

 藤井名人が3連覇に“王手”をかけて迎えた第4局は、角換わりの出だしからじっくりとした進行に。午後には長考合戦となったが、攻め合いを目指した結果、同一局面が4回現れ午後5時3分に千日手が成立した。両者の対局での千日手成立は、2022年の棋聖戦五番勝負第1局で2回発生した以来、3年ぶり3回目だった。

 藤井名人は「先手番だったので千日手は本意ではなかったが、やむを得ない形になってしまった」とコメント。一方、機敏な仕掛けで千日手に誘導した永瀬九段は「後手番は千日手を目指すのは自然な印象。後手番側の視点とするとそういうところもあるのかなと思う」と振り返っていた。

 本局の舞台は大分県宇佐市の「宇佐神宮」。奈良時代の神亀2年(725年)に創建され、御鎮座1300年記念として誘致され開催に至った。防衛に突き進む藤井名人がこの地を3連覇達成の地とするのか、指し直し局で通算3局目となる先手番を得た永瀬九段が初白星を飾るのか。一手一手の進行から目が離せない。

【千日手指し直し局開始時点の残りの持ち時間】

▲永瀬拓矢九段 6時間26分
△藤井聡太名人 3時間44分

(ABEMA/将棋チャンネルより)

ABEMA TIMES

「藤井聡太」をもっと詳しく

「藤井聡太」のニュース

「藤井聡太」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ