ハースF1代表、決勝で悩むタイヤの問題解決には時間がかかると主張。「バクーも難しいコースになる」
ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、チームが現在抱えるタイヤの問題は克服できると確信しているものの、解決策を講じるには時間が必要になると語っている。
今シーズンこれまでのところ、ハースの2019年型マシンは予選では十分なペースを発揮しているが、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンのふたりは日曜決勝でVF-19に苦戦している。
チームの苦難は特にバーレーンGPと中国GPで顕著であり、ドライバーはふたりともレース中タイヤに熱を持たせることと、その後の温度の維持に奮闘していた。
チームのエンジニアは問題を明確に把握しているが、すぐに対応策を講じられるものではないとシュタイナーは主張している。
「バーレーンGP後の2日間のテストで、我々は多くのことを学んだ」と彼は次戦アゼルバイジャンGPを前に語った。
「我々は問題を把握しているが、今後のレースに間に合うように解決策を見つけることができなかった。そうした解決策とパーツの開発が必要になるだからだ」
「この問題を収束させて整理し、予選のように決勝レースでも競争力を発揮できるようになることを期待している」
ハースのタイヤのトラブルは新しいものではない。2018年シーズンにはいくつかのサーキットで、タイヤの適正範囲の狭さからチームのパフォーマンスが損なわれていた。
「昨年より問題が難しくなっているとは言えない。なぜならマシンが違うからだ。我々は完全に新しいマシンを開発したのだからね」とシュタイナーは説明する。
「レースでタイヤを機能させることができないということが分かったのだ。タイヤウインドウが広くても、その範囲に収めようとするのが難しい」
「我々は適正範囲に収めることが間違いなくできていない。適正範囲に収めるのに何が必要なのかが分からないのだ」
残念ながら、バクーの市街地コースレイアウトの独自の特徴は、ハースのVF-19固有の弱みを再度際立たせることになるだろう。とはいえ、シュタイナーは中国GP以降、何がしかの進展が見られるだろうと期待している。
「バクーは我々にとってまたも難しいレースになるだろう。ロングストレートと低速で低エネルギーのコーナーがあるからだ」とシュタイナーは認めた。
「バーレーンでのテスト以降取り組んできている、タイヤを適正範囲に収めるための解決策のいくつかが、効果を発揮することを期待している。効果が出なければ、バクーは我々にとってまたも厳しいコースとなるだろう」
運に頼ることが戦略ではないが、シュタイナーは今年のチームに不足している小さな幸運が訪れて、アゼルバイジャンでふたりのドライバーの助けになることを願っている。
「予想外のことが起きることを常に予想するものだが、ある段階では運を掴むことも必要だ。これまでのところ、我々はあまり幸運に恵まれていない」とシュタイナーは語った。
「何かが起きた場合、できれば我々が良いポジションにいて、その出来事を有利な形で活かすことができたらいいと思っている」
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