CDスポーツ、ル・マン24時間でのラインアップを発表。AsLMS王者のマシンはリジェ
2022年のル・マン24時間レースに参戦するCDスポーツが、同レースに出場する3名のドライバーラインアップを発表。ミケイル・イェンセンとクリストフ・クレスプ、シルバードライバーのスティーブン・パレットがLMP2プロ・アマクラスに挑むことがアナウンスされた。
今年2月に中東での全4レースで争われたAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズにおいて、LMP3チャンピオンを獲得したCDスポーツ。この結果、ル・マン24時間レースへの自動招待枠を手に入れたチームは、『オレカ07・ギブソン』がエントリーの大部分を占めるLMP2クラスで唯一の例外となり、元ユーロインターナショナルの『リジェJS P217・ギブソン』を走らせる予定だ。
チームを牽引する32歳のパレットを筆頭に、今年2台体制でアジアのキャンペーンに参加した3人のドライバーは先日、全員がイタリアのモンツァで行われたテストでリジェのステアリングを握った。来月にはスペインのモーターランド・アラゴンで、ナイトセッションを含むふたたびのテストが計画されている。
チームオーナーのクルード・デグレモントは、「LMP2デビューのシンボルとなるリジェの初走行を見て、大きな感動を覚えた」と語った。
「我々にとってこれは一種の集大成なんだ。私たちはまだル・マンのパドックに入っていないが、このクルマとの最初の接触はすでに大きな意味を持つ。拠点から約7000km離れたル・マンへのセレクションを手に入れ、我々はこれから皆で夢のような時間を過ごすことになる」
「私たちはすでに(サポートレースの)ロード・トゥ・ルマンに4回参加しているが、今年のレースは55分ではないんだ」
「(フランス・)サルト県出身で、データ/システムエンジニア兼アシスタント・チームマネージャーを務めるビビアン・フーケにとっても、今回の旅はハイライトになることは間違いないだろう。また、CDスポーツのスタッフ全員をこの新しい冒険に参加させ、素晴らしい1週間を一緒に体験させたいと考えている」
前述のとおり、CDスポーツのリジェはLMP2プロ・アマにエントリーされ、同クラスでの優勝を争うことになる。これに先立ち、47歳のイェンセンと48歳のクレスプの両名は、FIAによってレーティングされるランクのうちブロンズの評価を受ける予定だ。
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