ヨシムラとヤマハの一騎打ち。SCを味方につけた中須賀が優勝/2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース2
4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた2022年の全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿のJSB1000クラス レース2は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。
朝から雨が降り続け、ウエットコンディションになったレース2。当初は16周の予定だったが、ウエットレースになったことで2周減算。レース1と同じ14周で争うことになった。
好スタートを切ってホールショットを奪ったのは渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)。亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)、中須賀、岩田悟(Team ATJ)と続く。その背後には16番手スタートの南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)がつける。岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)はスタートに失敗し、10番手までポジションを下げた。
オープニングラップで亀井を捉えて2番手に浮上した中須賀。レース1同様に渡辺の背後にピタリとつけたまま周回を開始する。
2周目には中須賀と渡辺の完全なる一騎打ち。亀井は単独3番手走行を開始。後方では岩田、柳川明(KRP SANYOUKOUGYO RSITOH)、濱原颯道(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)の3台が4位争いを展開。ロケットスタートを決めて5番手でオープニングラップを終えた南本は周回ごとに後退してしまう。
渡辺と中須賀のトップ争いは膠着状態。亀井も3番手単独走行を継続。4位争いからは濱原が抜け出し、替わりに岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が加わり岩田、柳川と5位争いを開始。
5周目に生形秀之(S-PULSE DREAM RACING・ITEC)が転倒。これで先頭集団が6周目に入ったところでセーフティカーが導入される。
10周目にレースはリスタート。渡辺、中須賀のテール・トゥ・ノーズの争いが再開された。
11周目の1コーナーで中須賀が渡辺を捉えるとトップ浮上。ファステストラップをたたき出しながら渡辺を突き放す中須賀。離されまいと追いすがる渡辺。
12周目、単独3番手走行を続けていた亀井のマシンがスロー走行。これで岡本が3番手に浮上する。
13周目、渡辺が中須賀のインをつく。クロスラインで中須賀が首位奪回。あきらめずに再びアタックする渡辺。再び首位奪回する中須賀。
最終ラップ、渡辺は何度も前に出ようとするも、その願いは叶わず。そして中須賀が開幕4連勝。2大会連続でダブルウインを飾った。
また、岡本が3位でゴールし、ヤマハファクトリーチームは連続ダブル表彰台を獲得した。
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