久々リーグ先発の冨安健洋「1対1は相変わらず堅実」と高評価 相手のラフプレーは「退場になるべき」
堅実な守備で貢献した冨安。再び定位置を確保しそうだ(C)Getty Images
リーグ戦久々のスタメンで大勝に貢献した。
アーセナルの冨安健洋が4月23日、プレミアリーグ第29節として行われたホームでのチェルシー戦に先発出場、左サイドバックとして攻守に躍動した。チームは5-0で勝利し、勝ち点74で暫定での首位を守っている。
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冨安はアジアカップから復帰以降、ハムストリングの負傷の影響で戦列を離れ、先月末のマンチェスター・C戦で久々の試合出場。その後、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦でスタメンに名を連ねており、このチェルシー戦もプレミアリーグで12月2日のウルヴァーハンプトン戦以来となる先発でのピッチとなった。
前半早々にFWレアンドロ・トロサールのゴールで先制したアーセナルは、後半にもDFベン・ホワイト、MFカイ・ハベルツが2ゴールずつを決め、大量5ゴールを奪うなどチェルシーを圧倒した。
このゲームで74分までプレーした冨安は、前半から、PAに侵入を試み攻撃への積極的な姿勢もみせている。15分には味方からのクロスに頭から飛び込みゴールを狙い、さらに23分には足元でパスを受け左足でシュート性のクロスでチャンスを演出。ゴールラッシュとなった後半でも、攻撃、守備で効果的なプレーを続けていた。
大量点での勝利を後押しした冨安のプレーは、現地でも高く評価されている。サッカーサイト『Football London』では、試合後の個人採点で「8」を与えており、「球際の強さは印象的で、1対1の守備では相変わらず堅実だった」と賛辞を贈っている。
さらに、同じく現地メディア『90min』は、チェルシーのMFチュクノンソー・マドゥエケとのマッチアップを振り返っており、「マドゥエケには前半はかなり苦戦したが、後半は明らかに勝利した」として、やはり守備面での貢献度を称えている。
一方、プレーの評価とは別に冨安をめぐっては、相手選手との接触があったことも試合後に大きな話題となった。試合序盤、チェルシーのFWニコラス・ジャクソンが冨安の足を踏むというアクシデントが起きるも、審判からはカードが出なかったとして、こちらのシーンも現地で大きく報じられている。
英紙『Sun』では、「アーセナルにFKが与えられたが、ジャクソンに警告は出なかった」と問題の場面を回想。さらに、SNS上の反応として「ジャクソンは退場になるべき」などの、非難の声が上がっていたことも紹介している。
さまざまな形で注目されたものの、プレーは高く評価されている冨安。し烈さを極める優勝争いの戦いにおいて、本調子となった背番号18の存在は頼もしい限りだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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