【長崎vs広島プレビュー】リーグ4連勝の長崎はチーム全体に勢い…前節初黒星の広島はパトリックが先発回避か
サッカーキング2018年4月27日(金)18時31分
長崎攻撃陣の軸であるFWファンマは、前節の磐田戦でリーグ初得点を挙げた [写真]=J.LEAGUE
■V・ファーレン長崎 ファンマのリーグ初得点も好材料
【プラス材料】
前節はアウェイで磐田を破りリーグ4連勝を達成。試合終了間際のPKによる失点で、4試合連続無失点の達成こそ阻まれてしまったものの、DF髙杉亮太、GK徳重健太を中心とした守備が安定感を増してきていることが確認できた。長く無得点だったFWファンマがルヴァン杯に続いてリーグ初得点を決め、いよいよエンジンがかかってきたことも好材料だろう。
今節の相手である広島は、速さのあるアタッカーを苦手としており、スピードに優れるFW澤田崇やFW鈴木武蔵の存在は長崎にとって有利なポイント。高木琢也監督の選手起用や采配も当たっていることで、チーム全体に勢いが感じられる点も強みとなっている。
【マイナス材料】
勝利していることでメンタル的な消耗は少ないが、やはり中2日での連戦が続いていることで疲労は確実に蓄積している。特にチームの躍進を支えるMF黒木聖仁とMF中原彰吾の疲労は気がかりだ。守備を支えるDF徳永悠平と高杉らベテランも90分出場が続いており、いつ限界がきても不思議ではない。4名とも代わりが利かない選手たちなだけに彼らのコンディションがチーム状態に大きく影響を与えるだろう。
また、連戦の中で前節に敗れた広島がどんな選手起用をしてくるかを読むのは難しく、緻密なスカウティングから対策を打ち出して戦うことに馴れたチームが、相手の戦い方が読めない中で戦うことへの不安も残る。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 リーグ初黒星にはコンディション面も影響か
【プラス材料】
ついに開幕からのリーグ戦連続不敗記録は止まってしまったが、失点はいずれもミスからであり修正は可能。後半は多くの時間帯で主導権を握り、FC東京を自陣に釘付けにした。
得点シーンもMF川辺駿のスルーパスやパトリックのパワフルなシュート、ボランチの位置から飛びこんだMF稲垣祥の運動量など、コレクティブな攻撃が実を結んだ形であり、城福浩監督が目指す攻撃の形が時間を追うごとに見え始めていた。攻撃に入ったときの4-2-3-1の形が有効に作用し、トップ下の川辺が生き生きと躍動していたことも事実。コンディションが難しくなり、選手の入れ替えが必要になるなかで、フォーメーションを2種類使える優位性を改めて示した。
また、ここまで結果を出せていなかったMFフェリペ・シウバがリーグ戦初出場を記録したことも前向きである。
【マイナス材料】
FC東京戦でリーグ戦今季初敗戦を喫した。また、今季初となる3失点も気になるところ。GK林卓人が「球際で相手に上回られていた。気持ちの問題が大きい」と語っていたが、その言葉が全てだろう。広島のサッカーであるインテンシティの高さが立ち上がりから見られなかったことは、もしかしたらコンディションの問題も影響しているのかもしれない。
長崎戦はアウェイ連戦の2戦目であり、中2日ということもあってコンディションはさらに厳しくなる。エースのFWパトリックはFC東京戦でも奮戦していたが、さすがに先発は難しいか。他にも疲労が見える選手もいることも確かで、メンバー構成は非常に難しくなってくる。
文:紫熊倶楽部 中野和也
【プラス材料】
前節はアウェイで磐田を破りリーグ4連勝を達成。試合終了間際のPKによる失点で、4試合連続無失点の達成こそ阻まれてしまったものの、DF髙杉亮太、GK徳重健太を中心とした守備が安定感を増してきていることが確認できた。長く無得点だったFWファンマがルヴァン杯に続いてリーグ初得点を決め、いよいよエンジンがかかってきたことも好材料だろう。
今節の相手である広島は、速さのあるアタッカーを苦手としており、スピードに優れるFW澤田崇やFW鈴木武蔵の存在は長崎にとって有利なポイント。高木琢也監督の選手起用や采配も当たっていることで、チーム全体に勢いが感じられる点も強みとなっている。
【マイナス材料】
勝利していることでメンタル的な消耗は少ないが、やはり中2日での連戦が続いていることで疲労は確実に蓄積している。特にチームの躍進を支えるMF黒木聖仁とMF中原彰吾の疲労は気がかりだ。守備を支えるDF徳永悠平と高杉らベテランも90分出場が続いており、いつ限界がきても不思議ではない。4名とも代わりが利かない選手たちなだけに彼らのコンディションがチーム状態に大きく影響を与えるだろう。
また、連戦の中で前節に敗れた広島がどんな選手起用をしてくるかを読むのは難しく、緻密なスカウティングから対策を打ち出して戦うことに馴れたチームが、相手の戦い方が読めない中で戦うことへの不安も残る。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 リーグ初黒星にはコンディション面も影響か
【プラス材料】
ついに開幕からのリーグ戦連続不敗記録は止まってしまったが、失点はいずれもミスからであり修正は可能。後半は多くの時間帯で主導権を握り、FC東京を自陣に釘付けにした。
得点シーンもMF川辺駿のスルーパスやパトリックのパワフルなシュート、ボランチの位置から飛びこんだMF稲垣祥の運動量など、コレクティブな攻撃が実を結んだ形であり、城福浩監督が目指す攻撃の形が時間を追うごとに見え始めていた。攻撃に入ったときの4-2-3-1の形が有効に作用し、トップ下の川辺が生き生きと躍動していたことも事実。コンディションが難しくなり、選手の入れ替えが必要になるなかで、フォーメーションを2種類使える優位性を改めて示した。
また、ここまで結果を出せていなかったMFフェリペ・シウバがリーグ戦初出場を記録したことも前向きである。
【マイナス材料】
FC東京戦でリーグ戦今季初敗戦を喫した。また、今季初となる3失点も気になるところ。GK林卓人が「球際で相手に上回られていた。気持ちの問題が大きい」と語っていたが、その言葉が全てだろう。広島のサッカーであるインテンシティの高さが立ち上がりから見られなかったことは、もしかしたらコンディションの問題も影響しているのかもしれない。
長崎戦はアウェイ連戦の2戦目であり、中2日ということもあってコンディションはさらに厳しくなる。エースのFWパトリックはFC東京戦でも奮戦していたが、さすがに先発は難しいか。他にも疲労が見える選手もいることも確かで、メンバー構成は非常に難しくなってくる。
文:紫熊倶楽部 中野和也
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「ルヴァン杯」をもっと詳しく
「ルヴァン杯」のニュース
-
鹿島MF柴崎岳がルヴァン杯で今季初出場「自分が入って変化がないと」恩師・黒田監督と師弟対決も敗退5月23日9時30分
-
町田がルヴァン杯でも鹿島撃破 エリキと強力コンビ復活のデュークが2発「できなければ代えられる」5月23日9時27分
-
新潟・石山 プロ初先発初ゴール 18歳3カ月25日は12年鈴木武蔵を抜きルヴァン杯クラブ最年少弾5月23日4時0分
-
ルヴァン杯、プレーオフR組合せ・会場・開始時間が決定! 町田—C大阪など…6月5日、9日に開催5月23日0時23分
-
町田がルヴァン杯でも鹿島撃破 黒田監督「誰が出ても町田のサッカー」勝利のジャンプも特大5月23日0時5分
-
ルヴァン杯3回戦でジャイキリ相次ぐ…J3富山がPKでJ1神戸に勝利、J2長崎はJ1浦和下す5月22日23時20分
-
柏が前回王者・福岡に勝利! J3富山は快進撃、PK戦の末に神戸を下す/ルヴァン杯3回戦5月22日22時51分
-
ルヴァン杯で鹿島に快勝の町田 黒田剛監督が「あれがプロフェッショナル」とたたえたプレーとは5月22日22時49分
-
ルヴァン杯、J3富山がJ1神戸に逆転勝利…8223人のファンが大声援で後押し5月22日22時39分
-
横浜FC、悔しい敗戦も早大卒ルーキーMF小倉陽太が輝く…一時1点差のゴール「今後の成長に生かしたい」5月22日22時35分
スポーツニュースランキング
-
1大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
2清水ルーカス・ブラガが今夏移籍?サントスから3億円超で完全獲得の可能性も FOOTBALL TRIBE
-
3球場騒然! 大谷翔平、まさかの走塁で“異変”が起きた…!? 相手野手のリアクションが話題に 「笑うしかない」「本当に実在するのか?w」 ABEMA TIMES
-
4張本勲氏「感無量」の始球式 杖をつきながらも左手で力投 「王貞治DAY」で「はってでも...」 スポーツニッポン
-
5「渡辺西武」厳しい船出 貧打解消せず零敗 守備でも乱れ...昇格即スタメンのコルデロがミス 今井2敗目 スポーツニッポン