札幌FWジェイ、Jリーグとクラブから厳重注意…福岡カウエに対する不適切行為で

　北海道コンサドーレ札幌は1日、同クラブに所属するFWジェイがJリーグおよびクラブから厳重注意を受けたことを発表した。

　4月28日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節のアビスパ福岡戦において、ジェイはアビスパ福岡のMFカウエと一時口論に。その際にジェイが行なった、鼻をつまむジェスチャーが物議を醸していた。

　Jリーグ「侮辱的と受け取られかねない不適切な行為が確認された」ことを受け、ジェイ、カウエ、関係者個別にヒアリングを実施。ジェイの行為は「カウエ選手に対するリスペクト精神を欠くものであり、サッカーを観戦、応援する多くの皆様に対しても、不快な思いをさせてしまいかねない行為」だとして、懲罰基準に照らし審議した結果、同選手はJリーグより厳重注意を受けた。

　また、札幌は「ジェイ選手の行った行為はリスペクト精神を欠くものであり、許される行為ではない」と判断し、クラブから本人へ厳重注意を行なった。クラブを通して、カウエや関係者様に対する謝罪も行なったという。

　札幌は「クラブは今後、同様の問題が発生しないよう、クラブ全体の啓発を強め、サッカーにかかわるすべての人に対するリスペクトの精神を忘れずに挑むよう徹底して参ります」と再発防止策を掲げている。