“黄金の左足”がU23日本代表を優勝へ導く! 山田楓喜「今までずっと積み上げてきたものが出た」
サッカーキング2024年5月4日(土)4時1分
日本を優勝へ導いた山田楓喜 [写真]=2024 Asian Football Confederation (AFC)
AFC U23アジアカップ カタール2024・決勝が3日に行われ、U-23日本代表はU-23ウズベキスタン代表を1-0で下した。試合後、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)がフラッシュインタビューに登場した。
1996年のアトランタ大会から続く8大会連続のオリンピック出場を決めたU-23日本代表と、ここまでの5試合で14得点無失点と抜群の安定感を誇るU-23ウズベキスタン代表の一戦は、立ち上がりから拮抗した展開に。U-23日本代表としては攻めあぐねる時間帯が続き、スコアレスのまま終盤に突入。後半アディショナルタイムが11分と表示され、延長戦突入の可能性も考えられたなか、“黄金の左足”が均衡を破った。
U-23日本代表はDF高井幸大(川崎フロンターレ)が高い位置でボールを奪うと、そこから藤田、FW荒木遼太郎(FC東京)と繋ぎ、ペナルティエリア手前の位置で山田が前を向く。迷いなく得意の左足を振り抜き、相手DFの股下を射抜く低弾道の一撃を叩き込んだ。
山田のゴールにより、今大会のU-23ウズベキスタン代表から初めてゴールを奪うも、直後にはクロスボール対応の場面でハンドが認められ、U-23日本代表はPKのピンチを迎える。だが、ここではGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)が躍動。“守護神”は完璧な読みで相手のシュートを弾き出し、U-23日本代表を絶対絶命の状況から救った。
このままリードを守り切り、試合はタイムアップ。U-23日本代表は今大会と同じ“パリ五輪世代”で臨んだ2022年のU23アジアカップでU-23ウズベキスタン代表に敗れていたため、およそ2年越しのリベンジを達成。MF遠藤航(リヴァプール/イングランド)やFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)らを擁した2016年大会以来、4大会ぶりの優勝を成し遂げた。
決勝はベンチスタートだった山田は、72分からMF佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)に代わって途中出場。後半途中までピッチの外から戦況を見つめ、「前半も、後半が始まってからも、外から見ていて間延びしているなと感じていました」と明かす。「そこで自分が間で受けたら、前を向いてシュートまで持ち込めるというイメージがあったので、それがまんまと出ました」とゴールシーン振り返った。
また、得意の左足から決めた決勝ゴールは、これまで取り組んできた練習の賜物だと語った。
「今までずっと積み上げてきたものを、このような大きな舞台で、しかも優勝を決める試合で出すことができました。今までの日々の練習、苦しかった時も諦めずにやってきたということが、このような場所で出たのだと思います。自分の持ち味を発揮し、結果を出せて、素直に嬉しいです」
最後にはファン・サポーターへ向けて「カタールまで声援は届いていました。ここまで多くのサポーターも駆けつけてくれて、自分たちの大きな力になりました」とメッセージ。今年7月に控えたパリオリンピック2024に向けては、「パリでも自分たちのこのスタイルを貫いて、優勝まで突っ走りたいと思います」と意気込んだ。
【ハイライト動画】優勝へ導いた山田の左足シュート&GK小久保の勲章PKストップ
1996年のアトランタ大会から続く8大会連続のオリンピック出場を決めたU-23日本代表と、ここまでの5試合で14得点無失点と抜群の安定感を誇るU-23ウズベキスタン代表の一戦は、立ち上がりから拮抗した展開に。U-23日本代表としては攻めあぐねる時間帯が続き、スコアレスのまま終盤に突入。後半アディショナルタイムが11分と表示され、延長戦突入の可能性も考えられたなか、“黄金の左足”が均衡を破った。
U-23日本代表はDF高井幸大(川崎フロンターレ)が高い位置でボールを奪うと、そこから藤田、FW荒木遼太郎(FC東京)と繋ぎ、ペナルティエリア手前の位置で山田が前を向く。迷いなく得意の左足を振り抜き、相手DFの股下を射抜く低弾道の一撃を叩き込んだ。
山田のゴールにより、今大会のU-23ウズベキスタン代表から初めてゴールを奪うも、直後にはクロスボール対応の場面でハンドが認められ、U-23日本代表はPKのピンチを迎える。だが、ここではGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)が躍動。“守護神”は完璧な読みで相手のシュートを弾き出し、U-23日本代表を絶対絶命の状況から救った。
このままリードを守り切り、試合はタイムアップ。U-23日本代表は今大会と同じ“パリ五輪世代”で臨んだ2022年のU23アジアカップでU-23ウズベキスタン代表に敗れていたため、およそ2年越しのリベンジを達成。MF遠藤航(リヴァプール/イングランド)やFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)らを擁した2016年大会以来、4大会ぶりの優勝を成し遂げた。
決勝はベンチスタートだった山田は、72分からMF佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)に代わって途中出場。後半途中までピッチの外から戦況を見つめ、「前半も、後半が始まってからも、外から見ていて間延びしているなと感じていました」と明かす。「そこで自分が間で受けたら、前を向いてシュートまで持ち込めるというイメージがあったので、それがまんまと出ました」とゴールシーン振り返った。
また、得意の左足から決めた決勝ゴールは、これまで取り組んできた練習の賜物だと語った。
「今までずっと積み上げてきたものを、このような大きな舞台で、しかも優勝を決める試合で出すことができました。今までの日々の練習、苦しかった時も諦めずにやってきたということが、このような場所で出たのだと思います。自分の持ち味を発揮し、結果を出せて、素直に嬉しいです」
最後にはファン・サポーターへ向けて「カタールまで声援は届いていました。ここまで多くのサポーターも駆けつけてくれて、自分たちの大きな力になりました」とメッセージ。今年7月に控えたパリオリンピック2024に向けては、「パリでも自分たちのこのスタイルを貫いて、優勝まで突っ走りたいと思います」と意気込んだ。
【ハイライト動画】優勝へ導いた山田の左足シュート&GK小久保の勲章PKストップ
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