岡崎慎司 レスター“歴史的V”呼んだ!印象に残ったゴールは「ニューカッスル戦でのオーバーヘッド」

2024年6月18日(火)4時55分 スポーツニッポン

 日本代表で長く活躍し、ベルギー1部シントトロイデンで現役を引退したFW岡崎慎司(38)が17日、東京都内で会見し、20年に及んだ現役生活に別れを告げた。今後は欧州で指導者を目指し、将来の目標に日本代表監督就任とW杯制覇を掲げた。

 【岡崎に聞く】

 ——印象に残っている試合やゴールは?

 「クラブではレスターで優勝したシーズンのニューカッスル戦でのオーバーヘッド。どこで自分を証明するかと言ったらゴールしかなかった。代表では1つ挙げるほどW杯の歴史的なゴールを取ったとかはない。悔しさの方が残っている」

 ——苦しかったことはどう乗り越えた?

 「代表を外れて最後の4年。活躍してW杯に出たい、当時スペイン2部からのし上がっていくと、香川真司と話をすることで救われた。その存在があったから最後のキャリア4〜5年、代表に入れていなかったけど頑張れたかな」

 ——サッカー選手を目指す子供たちへのメッセージを。

 「“諦めるな”というひと言かな。反骨精神というのは自分自身に自信がないと生まれない。自分は(低い評価を)認めたくない思いでやってきた。結果的に苦手なものを通常レベルまで押し上げて、得意のものが伸びていた。諦めずに考え抜いて考え抜くこと」

 ◇岡崎 慎司(おかざき・しんじ)1986年(昭61)4月16日生まれ、兵庫県宝塚市出身の38歳。05年に滝川二高から清水入り。11年1月に移籍したドイツ1部シュツットガルト、マインツを経て15年に加入したレスターではイングランド・プレミアリーグ優勝に貢献。スペイン1、2部でもプレーし、22年にシントトロイデン入り。日本代表では10年W杯南アフリカ大会から3大会連続出場。国際Aマッチ通算119試合50得点。1メートル74、76キロ。利き足は右。

スポーツニッポン

「岡崎慎司」をもっと詳しく

「岡崎慎司」のニュース

「岡崎慎司」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ