「信念だけは変わらなかった」セルティック指揮官、リーグ連覇を受けて「皆を誇りに思う」
サッカーキング2023年5月8日(月)10時31分
セルティックを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images
セルティックは7日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節のハーツ戦を2-0で制した。この結果、4試合を残してセルティックのスコティッシュ・プレミアシップ2連覇が確定。試合後、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が喜びを明かした。
試合はハーツが前半に退場者を出しながら、セルティックはなかなか均衡を破るゴールを挙げることができない。それでも67分、ペナルティエリア右に侵入した旗手怜央の折り返しを古橋亨梧が押し込み、遂にセルティックが試合を動かす。80分にはペナルティエリア左に侵入したアーロン・ムーイの折り返しからオ・ヒョンギュが決定的な2点目を挙げた。試合はこのままタイムアップを迎え、勝ち点を「95」まで伸ばしたセルティックが、クラブにとって53回目となるスコティッシュ・プレミアシップ制覇を決めていた。
試合後、ポステコグルー監督は「私はこのグループ、つまり選手やスタッフたちのことを心の底から誇りに思う」とコメント。「彼らは私がここに来てからのこの何年か、いつだって信じられないような存在だった。それは自分たちが設定した基準、ピッチ上で見せたフットボール、パフォーマンス、結果、ゴールなど、多くの点においてね。昨年の我々よりも優れたチームになるという挑戦を厭わずに受け入れ、その結果としてふさわしい報酬を得ることができた。間違いなく彼ら1人1人の功績だ」と続け、共に闘った仲間たちに賛辞を贈った。
開幕前の出来事について「プレシーズンの初日から、今季は昨季よりももっと良くなりたい、もっと強くなりたいと言ってくれた。我々はそれを実行に移すことができたんだ」と振り返ったポステコグルー監督は「今季はチャンピオンズリーグに出場し、ワールドカップの開催に伴う中断もあった。だが、選手たちは本当に難しい1シーズンを通して高い水準のパフォーマンスを維持し、ゲームへのアプローチを日々揺らぎないものとしてきた」と今シーズンを総括。「どんなチームであっても、どんなグループであっても、日々ハードワークしていることは否定できない」と認めつつも「しかし、チャンピオンの称号を得ることができるのは1クラブだけだ。今シーズン、我々の皆が力を注いだ結果、チャンピオンにふさわしいグループになれた」と述べ、そんなグループになるために周囲が与えたサポートへの感謝も明かしている。
「選手やスタッフだけでなく、彼らの周りには家族や友人など、毎日彼らを支え、犠牲を払っている人たちがいる。そんな人々の存在を考えると、今は周囲と共に祝う必要があるとわかるはずだ。このクラブで働いている人々は、常に多くのことをクラブのために捧げ、選手たちが快適にプレーできるようにサポートしてくれているのだから」
また、ポステコグルー監督はハーツとの一戦を「難しい試合だったが、ハーツが我々を苦しめたということは事実だ。スタンドの観衆は大いに盛り上がり、ハーツの選手たちを後押しした。我々は自ら勝ち取る必要があったんだ。だが、レッドカードが出た後は明らかに試合をコントロールすることができた。2つの良いゴールを決めて、仕事をやり遂げられた」と振り返った。均衡を破る先制点を挙げた古橋に関しては「彼はチームのためにたゆまぬ努力を続けている。そして、その努力に加えてゴールを決めるための卓越したクオリティも持っているんだ」と絶賛の言葉を贈り、連覇を成し遂げたチームが辿り着いた“現在地”を称えた。
「私がここに来た時、このチームには登るべき多く山、乗り越えるべき大きな壁があった。だが、『そこに到達できる』という信念だけは変わらなかった。日頃から選手たちはチームのためにすべてを尽くしてくれている。それはファンも同じだ。今、何百万人ものセルティックのファンがこの夜を楽しみ、愛する人と一生分かち合えるような思い出となったはずだ。そして、我々は再びそんなシーズンを過ごすことになる」
【ハイライト動画】ハーツvsセルティック
試合はハーツが前半に退場者を出しながら、セルティックはなかなか均衡を破るゴールを挙げることができない。それでも67分、ペナルティエリア右に侵入した旗手怜央の折り返しを古橋亨梧が押し込み、遂にセルティックが試合を動かす。80分にはペナルティエリア左に侵入したアーロン・ムーイの折り返しからオ・ヒョンギュが決定的な2点目を挙げた。試合はこのままタイムアップを迎え、勝ち点を「95」まで伸ばしたセルティックが、クラブにとって53回目となるスコティッシュ・プレミアシップ制覇を決めていた。
試合後、ポステコグルー監督は「私はこのグループ、つまり選手やスタッフたちのことを心の底から誇りに思う」とコメント。「彼らは私がここに来てからのこの何年か、いつだって信じられないような存在だった。それは自分たちが設定した基準、ピッチ上で見せたフットボール、パフォーマンス、結果、ゴールなど、多くの点においてね。昨年の我々よりも優れたチームになるという挑戦を厭わずに受け入れ、その結果としてふさわしい報酬を得ることができた。間違いなく彼ら1人1人の功績だ」と続け、共に闘った仲間たちに賛辞を贈った。
開幕前の出来事について「プレシーズンの初日から、今季は昨季よりももっと良くなりたい、もっと強くなりたいと言ってくれた。我々はそれを実行に移すことができたんだ」と振り返ったポステコグルー監督は「今季はチャンピオンズリーグに出場し、ワールドカップの開催に伴う中断もあった。だが、選手たちは本当に難しい1シーズンを通して高い水準のパフォーマンスを維持し、ゲームへのアプローチを日々揺らぎないものとしてきた」と今シーズンを総括。「どんなチームであっても、どんなグループであっても、日々ハードワークしていることは否定できない」と認めつつも「しかし、チャンピオンの称号を得ることができるのは1クラブだけだ。今シーズン、我々の皆が力を注いだ結果、チャンピオンにふさわしいグループになれた」と述べ、そんなグループになるために周囲が与えたサポートへの感謝も明かしている。
「選手やスタッフだけでなく、彼らの周りには家族や友人など、毎日彼らを支え、犠牲を払っている人たちがいる。そんな人々の存在を考えると、今は周囲と共に祝う必要があるとわかるはずだ。このクラブで働いている人々は、常に多くのことをクラブのために捧げ、選手たちが快適にプレーできるようにサポートしてくれているのだから」
また、ポステコグルー監督はハーツとの一戦を「難しい試合だったが、ハーツが我々を苦しめたということは事実だ。スタンドの観衆は大いに盛り上がり、ハーツの選手たちを後押しした。我々は自ら勝ち取る必要があったんだ。だが、レッドカードが出た後は明らかに試合をコントロールすることができた。2つの良いゴールを決めて、仕事をやり遂げられた」と振り返った。均衡を破る先制点を挙げた古橋に関しては「彼はチームのためにたゆまぬ努力を続けている。そして、その努力に加えてゴールを決めるための卓越したクオリティも持っているんだ」と絶賛の言葉を贈り、連覇を成し遂げたチームが辿り着いた“現在地”を称えた。
「私がここに来た時、このチームには登るべき多く山、乗り越えるべき大きな壁があった。だが、『そこに到達できる』という信念だけは変わらなかった。日頃から選手たちはチームのためにすべてを尽くしてくれている。それはファンも同じだ。今、何百万人ものセルティックのファンがこの夜を楽しみ、愛する人と一生分かち合えるような思い出となったはずだ。そして、我々は再びそんなシーズンを過ごすことになる」
【ハイライト動画】ハーツvsセルティック
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