8代目ポルシェ911に新型『911タルガ』登場。全自動ルーフに3リッターツインターボ搭載
ポルシェジャパンは5月18日、8代目ポルシェ911のクーペ、カブリオレモデルに続く第3のボディバリエーションとして新型『911タルガ4』、『911タルガ4S』を発表し、同日より予約受注を開始すると発表した。
ポルシェ911タルガは1965年に初代モデルがデビューし、当初は“アンチロールバー付きの安全なカブリオレ”として発売された。その後、911タルガは取り外し可能なルーフを備えたことによって、独自コンセプトとしての地位を現在確立している。
今回発表された新型911タルガは、先に発表されているクーペ、カブリオレモデルに続く、8代目911の第3のボディバリエーションとして登場した。その特徴は何と言っても全自動ルーフシステムだろう。
1965年に誕生した初代タルガモデルと同様に、特徴的なタルガバーやフロントシート上方の可動式ルーフセクション、ラップアラウンド型のリアウィンドウを新型モデルでも備え、ルーフの開閉に要する時間はわずか19秒とされている。
新型911タルガのエクステリアデザインは、現行モデルとなる8代目ポルシェ911のデザイン要素が生かされ、先代モデルと比較すると、より強調されたタイヤハウスとLEDヘッドライトがフロントに採用。リヤは幅広で可変展開式のスポイラーとシームレスに統合されたライトバーがデザイン上の特徴になっている。
そんなボディに搭載されるエンジンは、ツインターボチャージャーを装備した3リッター6気筒ボクサーエンジンだ。911タルガ4では385馬力を発揮し最高速度は時速289km/h、911タルガ4Sに至っては実に450馬力を発揮し、最高速度は時速304km/hをマークする。
どちらのモデルも8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)と、ポルシェトラクションマネジメントシステム(PTM)によって制御された全輪駆動を備え、最高のドライビングプレジャーを提供するという。
その他、センサーが路面の水を検知するポルシェウエットモードの標準装備など、さらなる快適性と安全性を追求したシャシーや、1970年代の911カレラを彷彿とさせる直線的なインテリアなど、伝統的を受け継ぎながらも最先端のテクノロジーを組み合わせている新型911タルガ。
日本では5月18日から予約受注が開始され、メーカー希望小売価格は911タルガ4が1729万円(税込)、911タルガ4Sは2060万円(税込)となっている。
各モデルの詳細はポルシェジャパン公式ホームページまで。
・911タルガ4(https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-models/targa-4/)
・911タルガ4S(https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-models/targa-4s/)
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