J2首位・町田、劇的弾で首位快走 黒田剛監督「選手権優勝ぐらいの感動と喜びがあった」
サッカーキング2023年5月21日(日)20時0分
清水に勝利し、サポーターと喜ぶ黒田監督と町田の選手たち [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J2リーグ第17節が21日に行われ、FC町田ゼルビアと清水エスパルスが対戦。試合終了直前のラストプレーでチャン・ミンギュが劇的ゴールを決めた首位の町田が2-1で勝利し、3連勝で6戦負けなしとした。
町田はこの日の試合で来場者が10,444人を記録。ホームゲームでは2016年のセレッソ大阪戦(10,112人)を超える最多入場者数を更新した。試合後、町田の黒田剛監督は、「1万人を超えるファン・サポーターの皆さんに来ていただき、本当に感謝したいと思います。やはりチームに何かを期待、感動や夢を得たいと思うと、自然と足を運ぶんだと感じた試合です」と感謝を述べた。
試合は31分に平河悠の得点で先行するも、池田樹雷人が負傷退場して人数が1人少なくなっていた時間帯の42分に失点。後半は時間の経過とともに清水陣内へと攻め込んだが、ポストに阻まれるなど、あと一歩が届かない流れの中で、土壇場での白星となった。劇的展開には黒田監督も「(指導者として)高校サッカーから来ましたが、全国選手権に優勝したぐらいの感動と喜びがあったなと。それぐらい嬉しいゴール、勝利でした」と喜び。一方で、「選手にも言いましたが、これで一喜一憂することなく、また来週はアウェーの徳島ヴォルティス戦が待っていますので、今日の勝利の価値というものを高めるために、再度自分たちを見つめ直しながら強い町田を構築していきたいと思っています」と気を引き締めた。
ゲームプランとしては両サイドに平河、沼田駿也と速い選手を配置し、裏を狙いつつ、「ロングスローも含めたリスタートというのが我々のポイント」と明かし、「ロングスローによって、(相手)フォワードを必ずゴール前まで戻す作業ができる。そこから点数が入る、入らないは別の話として、ゴール前に一度戻させて、そこから前に出させることが、我々に効果があるのではないかなと。相手の嫌なことをやろうというのがテーマでした。それがジャブとして少しずつ効いてきた。最後もリスタートからのこぼれ球でチャン・ミンギュが決めたことでもありますし、やっぱりそういうジャブが最終的な結果を生み出したと思います」と続け、相手守備陣を中心に、スタミナを削ってきたことが終盤の相手の間延びを生み、セカンドボールの回収からの波状攻撃につなげられたとコメントしている。
「J1でやれる戦力を持っている」と評する清水に対しての試合だったが、「(開幕前の)キャンプではJ1チームと6試合して全勝してきました。その成果、経験を発揮するときが来たと。しっかりとした手応えを掴んでキャンプを終え、確信に変え、今日は自信を持って向かわせたところがあります。守備をベースに積み上げてきた上に、しっかりと自信を持って、それをやり続けることによって必ず結果が出ると、みんなが信じてここまでやってきた。引き続き、そういったことを口を酸っぱくして要求しながら、チームビルディングしていきたい」と、立ち上げ時から守備をまず構築して作って戦ってきたチーム体力を誇っている。
【動画】町田、ラストプレーで劇的決勝弾!
町田はこの日の試合で来場者が10,444人を記録。ホームゲームでは2016年のセレッソ大阪戦(10,112人)を超える最多入場者数を更新した。試合後、町田の黒田剛監督は、「1万人を超えるファン・サポーターの皆さんに来ていただき、本当に感謝したいと思います。やはりチームに何かを期待、感動や夢を得たいと思うと、自然と足を運ぶんだと感じた試合です」と感謝を述べた。
試合は31分に平河悠の得点で先行するも、池田樹雷人が負傷退場して人数が1人少なくなっていた時間帯の42分に失点。後半は時間の経過とともに清水陣内へと攻め込んだが、ポストに阻まれるなど、あと一歩が届かない流れの中で、土壇場での白星となった。劇的展開には黒田監督も「(指導者として)高校サッカーから来ましたが、全国選手権に優勝したぐらいの感動と喜びがあったなと。それぐらい嬉しいゴール、勝利でした」と喜び。一方で、「選手にも言いましたが、これで一喜一憂することなく、また来週はアウェーの徳島ヴォルティス戦が待っていますので、今日の勝利の価値というものを高めるために、再度自分たちを見つめ直しながら強い町田を構築していきたいと思っています」と気を引き締めた。
ゲームプランとしては両サイドに平河、沼田駿也と速い選手を配置し、裏を狙いつつ、「ロングスローも含めたリスタートというのが我々のポイント」と明かし、「ロングスローによって、(相手)フォワードを必ずゴール前まで戻す作業ができる。そこから点数が入る、入らないは別の話として、ゴール前に一度戻させて、そこから前に出させることが、我々に効果があるのではないかなと。相手の嫌なことをやろうというのがテーマでした。それがジャブとして少しずつ効いてきた。最後もリスタートからのこぼれ球でチャン・ミンギュが決めたことでもありますし、やっぱりそういうジャブが最終的な結果を生み出したと思います」と続け、相手守備陣を中心に、スタミナを削ってきたことが終盤の相手の間延びを生み、セカンドボールの回収からの波状攻撃につなげられたとコメントしている。
「J1でやれる戦力を持っている」と評する清水に対しての試合だったが、「(開幕前の)キャンプではJ1チームと6試合して全勝してきました。その成果、経験を発揮するときが来たと。しっかりとした手応えを掴んでキャンプを終え、確信に変え、今日は自信を持って向かわせたところがあります。守備をベースに積み上げてきた上に、しっかりと自信を持って、それをやり続けることによって必ず結果が出ると、みんなが信じてここまでやってきた。引き続き、そういったことを口を酸っぱくして要求しながら、チームビルディングしていきたい」と、立ち上げ時から守備をまず構築して作って戦ってきたチーム体力を誇っている。
【動画】町田、ラストプレーで劇的決勝弾!
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