「29チームが後悔している」今永昇太の”予想を超えた”活躍に賛辞止まず 貢献度とコスパを米メディアが強調「彼がいなければカブスは迷走していた」
今永の防御率0.84は堂々の両リーグトップだ(C)Getty Images
カブスの今永昇太はここまで、5勝0敗、防御率0.84とメジャー1年目で驚異的な成績を残している。今季9度目の登板となった、現地時間5月18日(日本時間19日)のパイレーツ戦でも7回を無失点に抑えるピッチングを披露。ルーキーながらも、マウンド毎に多くの視線が注がれる存在となっている。
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その中で、シーズン序盤である現在、米国内ではすでに今永に対し、今季開幕前までに行われた各球団の補強の中でも、FA獲得選手として「成功例」と評価する声が上がっている。
「ショウタ・イマナガの契約は、彼を逃した他の29チームが後悔している契約の1つだ」
そう伝えているのは、米スポーツメディア『FANSIDED』だ。現地時間5月20日(同21日)、今オフFA移籍を果たした選手の、現在までの活躍を振り返る特集記事を配信。今永については極めて高い評価を送っている。
同メディアは他にも、「イマナガはローテーション中盤の先発投手というのが大方の見方だったが、カブスでのキャリアの初期には皆の予想を上回る活躍を見せた」と振り返っており、「先発した9試合すべてで自責点2以下、そのうち6試合で自責点1を許していない」と投球内容を絶賛。
また、ナ・リーグ中地区で2位につけているカブスの躍進にも、日本人左腕のパフォーマンスが原動力となっていると指摘しており、「カブスは彼が登板したとき8勝1敗、それ以外は18勝21敗。彼がいなければ、カブスは迷走していただろう」と貢献度を称えている。
さらに今永の活躍を論じる中で、カブスの間で交わされた4年総額5300万ドル(約77億円)という契約内容にもフォーカス。同メディアは「ジェイムソン・タイヨンよりもはるかに低い金額だ」などとチームメイトの先発投手と比較することで、今永の「コストパフォーマンス」を強調している。
中4日での先発も難なくこなし、カブス投手陣はもちろん、リーグ内でもトップクラスの数字を残している今永には米国内での賛辞が後を絶たない。華々しくスタートしたメジャーリーガーとしてのキャリアにおいて、今後もどんなピッチングをみせてくれるか、非常に楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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