【徳島vs名古屋プレビュー】ポヤトス体制初の連勝を目指す徳島…首位追走のために白星を積み重ねたい名古屋
サッカーキング2021年5月22日(土)4時57分
[写真]=佐藤博之、兼子愼一郎
■徳島ヴォルティス 新体制初の連勝を飾り、さらに自信を深められるか
【プラス材料】
前節のサンフレッチェ広島戦(1○0)、リーグ戦ではダニエル・ポヤトス監督合流から待望の初勝利。試合後に「本当に幸せを感じています」とコメントしていたが、それは監督だけでなく、選手からも「この勝ち点3は監督にとっても、チーム全体にとっても、自信につながる3ポイントだと感じています」(MF岸本武流)というコメントが出るように、チーム全体にとって価値ある勝利だった。
また、無失点は第8節のベガルタ仙台戦(1○0)以来7試合ぶり。最終ラインにDFカカ、DFドゥシャン、DFジエゴが関わるようになってから、フィジカル面で戦わなければならない局面で互角に組み合える機会が増えてきた。全体的に小柄な選手が多い徳島ヴォルティスだけに、身体能力の高い外国籍選手が最後の砦として構えてくれることは大きい。
【マイナス材料】
クリーンシートで勝利できた広島戦だが、やはり課題のセットプレーは盤石とは呼べなかった。マークの外し方はJ1クラブで長年戦ってきた百戦錬磨の選手たちがまだまだ上。外国籍選手が出場機会を増やし始めて高さとフィジカルでは組み合えるようになってきたものの、うまさ、賢さ、駆け引きはまだまだ養っていかなければいけない時期である。
一時減っていたビルドアップでピンチを招く場面が増加傾向にある。前線からのプレッシングに苦戦する傾向にあるが、チームスタイルとしてはボールをつなぐことがベースにある。そこを狙われてショートカウンターを受けることもあれば、単純なパスミスで相手に流れを譲り渡してしまう場面もまだまだ多い。
文:totoONE編集部
■名古屋グランパス 敗戦を乗り越えて持ち味が復活。久しぶりの連勝達成へ
【プラス材料】
前節の清水エスパルス戦は川崎フロンターレ戦の連敗や鹿島アントラーズ戦での惨敗を払拭するようなハイパフォーマンスを発揮し、代名詞の無失点試合に3得点を絡める快勝を挙げた。
対戦相手の状態は考慮すべき点ではあるが、それでも名古屋グランパスらしい勝ち方を遺憾なく発揮できたことに大きな意味がある。最前線から始まるまとまりのある守備、システマティックな攻撃の構築に個人技が合わさった試合展開は清水を圧倒し、名古屋の実力を改めて認識させたに違いない。
チームからはDF中谷進之介が日本代表、FW相馬勇紀がU-24日本代表の活動に招集され、個の部分での充実度も高まっている。攻守の要がモチベーションを高め、チームは久々の連勝を狙うというタイミング。昇格組には負けられないという気持ちも強いに違いない。
【マイナス材料】
マイナス要因はさほどないのが現状だが、先制点が勝敗のカギを握ってくるのは良くも悪くも名古屋の抱える課題である。徳島ヴォルティスがどのような策を練ってくるかは分からないが、名古屋が隙を見せやすい場面や箇所というのは過去の4敗が物語る。その点をどれだけカバーできるか、穴を生まない緊密な試合ができるかというのは、強豪との連戦の中でも顕著に見られたポイントだ。
首位を追う第一候補としての気持ちは「早く勝ち点を積み重ねたい」(FW柿谷曜一朗)という切実な言葉にもなり、チームは緊張感も高く保ってプレーできている。それだけに、うまく強さが際立つ試合にしていきたいところだ。
文:今井雄一朗
【プラス材料】
前節のサンフレッチェ広島戦(1○0)、リーグ戦ではダニエル・ポヤトス監督合流から待望の初勝利。試合後に「本当に幸せを感じています」とコメントしていたが、それは監督だけでなく、選手からも「この勝ち点3は監督にとっても、チーム全体にとっても、自信につながる3ポイントだと感じています」(MF岸本武流)というコメントが出るように、チーム全体にとって価値ある勝利だった。
また、無失点は第8節のベガルタ仙台戦(1○0)以来7試合ぶり。最終ラインにDFカカ、DFドゥシャン、DFジエゴが関わるようになってから、フィジカル面で戦わなければならない局面で互角に組み合える機会が増えてきた。全体的に小柄な選手が多い徳島ヴォルティスだけに、身体能力の高い外国籍選手が最後の砦として構えてくれることは大きい。
【マイナス材料】
クリーンシートで勝利できた広島戦だが、やはり課題のセットプレーは盤石とは呼べなかった。マークの外し方はJ1クラブで長年戦ってきた百戦錬磨の選手たちがまだまだ上。外国籍選手が出場機会を増やし始めて高さとフィジカルでは組み合えるようになってきたものの、うまさ、賢さ、駆け引きはまだまだ養っていかなければいけない時期である。
一時減っていたビルドアップでピンチを招く場面が増加傾向にある。前線からのプレッシングに苦戦する傾向にあるが、チームスタイルとしてはボールをつなぐことがベースにある。そこを狙われてショートカウンターを受けることもあれば、単純なパスミスで相手に流れを譲り渡してしまう場面もまだまだ多い。
文:totoONE編集部
■名古屋グランパス 敗戦を乗り越えて持ち味が復活。久しぶりの連勝達成へ
【プラス材料】
前節の清水エスパルス戦は川崎フロンターレ戦の連敗や鹿島アントラーズ戦での惨敗を払拭するようなハイパフォーマンスを発揮し、代名詞の無失点試合に3得点を絡める快勝を挙げた。
対戦相手の状態は考慮すべき点ではあるが、それでも名古屋グランパスらしい勝ち方を遺憾なく発揮できたことに大きな意味がある。最前線から始まるまとまりのある守備、システマティックな攻撃の構築に個人技が合わさった試合展開は清水を圧倒し、名古屋の実力を改めて認識させたに違いない。
チームからはDF中谷進之介が日本代表、FW相馬勇紀がU-24日本代表の活動に招集され、個の部分での充実度も高まっている。攻守の要がモチベーションを高め、チームは久々の連勝を狙うというタイミング。昇格組には負けられないという気持ちも強いに違いない。
【マイナス材料】
マイナス要因はさほどないのが現状だが、先制点が勝敗のカギを握ってくるのは良くも悪くも名古屋の抱える課題である。徳島ヴォルティスがどのような策を練ってくるかは分からないが、名古屋が隙を見せやすい場面や箇所というのは過去の4敗が物語る。その点をどれだけカバーできるか、穴を生まない緊密な試合ができるかというのは、強豪との連戦の中でも顕著に見られたポイントだ。
首位を追う第一候補としての気持ちは「早く勝ち点を積み重ねたい」(FW柿谷曜一朗)という切実な言葉にもなり、チームは緊張感も高く保ってプレーできている。それだけに、うまく強さが際立つ試合にしていきたいところだ。
文:今井雄一朗
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