ラツィオ鎌田大地が移籍?総額43億円オファー届く。現地で「裏切り者」扱いも
セリエA(イタリア1部)ラツィオ残留の可能性が取り沙汰されている日本代表MF鎌田大地。しかし、アイントラハト・フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスとの移籍交渉も報じられているだけに、ネット上ではプレミアリーグ挑戦を望む声が湧き起こっている。
鎌田とラツィオの現行契約が来月末に満了を迎える中、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が20日に契約延長交渉停滞の可能性を報道。選手側は年俸300万ユーロ(約5億1000万円)と現状維持による3年間の契約延長オプション発動を望んでいないことにくわえて、300万ユーロから400万ユーロ(約6億8000万円)への引き上げと、単年での契約延長を要求。
それでもイタリア紙『イル・メッサジェッロ』が伝えたところによると、契約延長交渉の期限が今月末と見られる中、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は「彼はラツィオに残りたいと言っていた。我々は誠意を示したし、今度は彼が本気であることを証明しなければならない。約束を守る必要がある」と、選手側に対して警告を発したという。
一方、鎌田の移籍先候補にはクリスタル・パレスとローマが浮上。特にラツィオの専門サイト『La Lazio siamo noi』は28日に「クリスタル・パレスが鎌田に移籍に同意するよう迫っている。年俸500万ユーロ(約8億5000万円)+ボーナスの5年契約でオファー提示。グラスナー監督は彼との再会を望んでいる」とリポート。総額2500万ユーロ(約42億6000万円)以上とみられるオファー内容について「ラツィオでは太刀打ちできない条件だ」と綴るなど、同選手が移籍を決断する可能性を伝えている。
このクリスタル・パレス移籍報道を受けて、ネット上では「グラスナー監督もいるので、クリスタル・パレスへ移籍すべき」「ブライトンと同じく中位クラブだから、クリスタル・パレス移籍は良い選択肢なのでは」などと、移籍を推す声が。ただ一方で「鎌田はUEFAチャンピオンズリーグでプレーしたいのでは?」「格なら、ラツィオの方が上なのでは?」という指摘も見受けられる。
一方、イタリアではローマ移籍報道をきっかけに、ラツィオサポーターから「鎌田は裏切り者だ!」などと批判、誹謗中傷、脅迫メッセージも。メディアも含めて自身に対する評価が手のひら返しであるだけに「ラツィオは出ていくべき」「差別が凄そう…」と残留に対する否定的な意見も湧き起こっている。
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