町田勝ち越し後に清水MF乾貴士ら抗議!山下良美主審の判断が物議
2025年5月11日(日)15時54分 FOOTBALL TRIBE

明治安田J1リーグ第16節の清水エスパルス対町田ゼルビアが、5月11日に開催。DF林幸多郎(町田)のゴールシーンを巡り、山下良美主審の判断が物議を醸しているほか、清水サイドが抗議している。
0-1で迎えた66分、清水はFW北川航也がPKを決めて同点に追いついたが、直後に失点。町田のキックオフで試合が再開される際、清水の秋葉忠宏監督はMF松崎快にかえてMF矢島慎也を投入したが、山下主審は矢島がポジションに着く前にホイッスルを吹いた。
この山下主審の判断を巡って、町田のキックオフ直後に一部の清水所属選手が同主審に抗議。林がゴールネットを揺らした後も、元日本代表MF乾貴士らが主審に詰め寄り、異議を唱えたほか、秋葉監督もピッチサイドで不満げな表情を見せていた。
インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説を担当した福田正博氏は「清水の選手たちが何を言っているのか分からない」とコメントしたが、このシーンを巡っては、ネット上で山下主審のホイッスルを吹くタイミングに対する異論が噴出。競技規則では、途中交代が行われる際の試合再開のタイミングは定められてないが、清水に対する配慮が必要だったとの声が上がる一方で、町田が一瞬の隙を突いたとの意見も散見されている。
2025シーズンも一部のジャッジを巡り、ファン・サポーター等から指摘を受けている山下氏。清水の同点ゴールから町田の勝ち越しゴールに至るまでの流れを巡り、不満が相次いでいるだけに、日本サッカー協会(JFA)審判委員会等で、途中交代後の試合再開のタイミングについて説明がほしいところだ。