町田 PKで同点にされ54秒後に即勝ち越しも、再び同点弾を献上し引き分け…FW相馬&DF中山がベンチ外
2025年5月11日(日)15時8分 スポーツ報知
FC町田ゼルビア
◆明治安田J1リーグ ▽第16節 清水2—2町田(11日・IAIスタジアム日本平)
町田はアウェーで清水と対戦し、2—2で引き分けた。
町田は今季2得点5アシストを記録し、攻撃の柱として活躍していたFW相馬勇紀がけが。さらに、前節の京都戦(1●2)で脳しんとうの疑いで交代した日本代表DF中山雄太もベンチ外と、飛車角抜きで清水戦に挑むことになった。
リーグ戦過去7試合で1勝のみと不調で、さらなる苦境も重なる中、この日は先に主導権を握る。前半21分、FWナサンホの左クロスにエリア内でフリーになったFW西村拓真が頭で合わせると、ボールはゴール左へ。前節5試合ぶりに復帰したアタッカーが今季チームトップの5点目を沈めて、先制した。
後半18分にDFドレシェビッチがエリア内でファウルを与え、同21分にFW北川航也にPKを決められて、流れが清水側に行きかけた。しかし、そこで気持ちは切れなかった。PKが決まってから54秒後、西村の右クロスは相手に当たりながらもゴール前に伸びていくと、DF林幸多郎が頭で合わせた球はネットの中へ。すぐに流れを引き戻した。
しかし、また清水に追いつかれてしまう。後半39分、MFカピシャーバの左クロスを途中出場のFWドウグラス・タンキに同点弾を沈められた。そのままスコアは動かず、試合終了の笛が鳴った。