浦和FW長倉幹樹が古巣新潟戦で移籍後初ゴール 実質“5部リーグ”から這い上がった男が貴重な同点弾
2025年5月11日(日)16時7分 スポーツ報知
浦和レッズ
◆明治安田 J1リーグ▽第16節 新潟—浦和(11日・デンカS)
浦和は昨季まで新潟でプレーしたFW長倉幹樹の加入後初ゴールで追いつき、1—1と引き分けた。1点を追う後半35分、右サイドからDF石原広教のクロスに高い打点のヘディングで合わせて同点に。長倉は昨季新潟で公式戦11ゴールを挙げ、今季は下部組織時代に過ごした浦和へ加入。分厚い選手層の中でまだ先発出場はないが、サブスタートからの途中出場9試合目で結果を残した。
長倉は浦和の下部組織から順天大を経て、22年に関東1部リーグの東京ユナイテッドへ加入。地域リーグからJ2群馬、J1新潟とステップアップし、今季浦和へと加入した。高い技術と得点感覚で、実質5部リーグに当たる関東1部から、J1屈指のビッグクラブでゴールを奪うまでになった。
浦和はこの試合、連勝が5でストップした前節のG大阪戦で序盤に負傷交代した元日本代表GK西川に代わり、今季初スタメンのGK牲川が先発。0—0の後半29分、カウンターから新潟の波状攻撃を受けると、最後は新潟FW長谷川に押し込まれて失点した。しかしこの日は交代出場の選手が結果を残し、連敗は逃れた。